なすが苦い!その原因はあく抜きが足りていないからでは?

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なすを食べて苦いと感じたことがあるならあく抜きが足りていないのかもしれません。

なすはあくの強い野菜なので、正しい方法でしっかりあく抜きをしてください。そうするとなす嫌いの方でもけっこう食べやすくなります。

何となく水にさらしているという方、そのやり方で大丈夫ですか?

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なすが苦いと感じる成分とは?

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なすの果肉には「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれています。

特徴としては効酸化作用によって糖尿病や老化予防、血糖値の上昇を抑えるなどの効果があると言われていますが、この成分こそがなすのあくであり、苦味や変色の原因なんだそうです。

しかし、ポリフェノールと聞くとあく抜きをせずにそのまま食べた方がからだにいいのでは?なんて思いませんか?

なすにはクロロゲン酸の他にもナスニンやカリウムなどの栄養成分も含まれているため、あまりにも長時間水につけてあく抜きをしすぎてしまうとそれらの栄養成分が水に溶け出てしまいます。

なすのあく抜きの際には適切な時間を守って栄養を無駄にしないように気をつけましょう。

なすの苦味はあく抜きをすることで軽減できる!

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なすのあく抜きをしっかりしていないとなすの切り口が茶色く変色したり、えぐみが気になって料理の美味しさもぼやけてしまうのであく抜きは欠かせません。

あく抜きの方法は2つあります。1つ目は水につけておく方法です。このやり方であく抜きをしている方は多いのではないでしょうか。

切ったなすを水に入れておくと次第にあくが出て水が茶色くなってきます。それを感じられるのは5~10分ほど置いた時でしょうか。

それ以上置いてしまうと栄養や風味まで逃してしまうことになるのでつけすぎに気をつけてください。2つ目は魚介類の水分を出す時にも行っている「塩を振る」という方法です。

なすの切り口に塩を振っておくとなすが汗をかいたように水分を出します。それを拭き取ることであく抜きができるというわけです。

この方法なら栄養や風味を逃しませんし、揚げ物の際の水はねも少し気にならなくなります。

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あく抜きをしてもまだ苦い。苦味を感じにくくする調理法は?

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あく抜きをしてもまだ苦みを感じる場合はなすの鮮度に問題がある可能性があります。

果肉部分が薄っすら茶色くなり始めていないでしょうか?時間が経ってしまったなすは鮮度とともに味も落ちてきます。苦味を少しでも感じないようにするには新鮮ななすを新鮮なうちに調理するようにしてください。

苦味を感じにくくするには玉ねぎやとうもろこしのような甘みを感じられるものと一緒にトマト味で煮込むのがおすすめ。

焼いたなすに砂糖を加えた味噌だれをつけたりチーズをのせて食べる他、豚汁に入れてみてもなすの苦味が気にならなくなると思います。

あとがき

水に入れて長く置けば置くほどしっかりあく抜きができると思っていた方もいるはず。

これからは正しい方法であく抜きをして苦味のないなす料理が作れそうですね。なすを使ったメニューはたくさんあるのでいろいろ挑戦してみましょう!

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