なすの保存は常温・冷蔵・冷凍・どの方法が日持ちする?

ナスの画像

なすのような夏野菜は寒さに弱いという印象がありますが、どのように保存するのが理想的なのでしょうか。

寒さに弱いのであれば常温がベスト?しかしそれでは気温の高さで傷んでしまうような気もします。

今回はなすの鮮度を保ちながら保存できる正しい方法を学びましょう。

▶ なすとなすびの違いについて徹底的に調べてみた

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なすを冷蔵庫で保存する時の注意点とは?

冷蔵庫の画像

なすは冷蔵保存で1週間ほど日持ちします。

ちょっと面倒ですが数本入りの袋で買ってきた場合も一度袋からすべて出し、1本ずつ新聞紙でくるんでビニール袋などに入れましょう。

キッチンペーパーやラップでくるむのもOKです。冷やしすぎてしまうと低温障害によって身が縮んだり栄養価が損なわれてしまうため、野菜室に入れて保存するようにしてください。

ただ、野菜室の設定温度もメーカーによって低めに設定されていることがあるので気をつけてくださいね。(なすの保存は10~12℃が理想的と言われています。)

また、なすは非常に水分の多い野菜です。水分が蒸発してみずみずしさが失われないうちに早めに食べるということも心がけておきましょう。

常温でも保存できるの?

茄子の画像

多くのスーパーでは冷蔵コーナーではなく常温で販売されています。

だったら常温で置いておく方がなすにとって好ましい環境なのでは?と思ったりもしますよね。そこで調べてみたところ、常温保存の場合は3日くらいしか日持ちしないということがわかりました。

これは夏の気温の高さによっても変動しそうです。寒さに弱い夏野菜でも当然ながら暑すぎもダメ。常温で保存する場合は風通しが良く直射日光が当たらない涼しい場所で保存するようにしましょう。

保存の際は野菜室での保存と同じように新聞紙などで1本ずつ包むようにしてください。

なすは冷凍保存できるの?

冷凍庫

水分の多いなすを冷凍保存できるなんて知らなかったのでびっくりしました!

冷凍保存なら1ヵ月くらい持つんだそうです。その方法は2つあり、1つ目は調理しやすい大きさに切ってからアク抜きをし、水分をよく拭き取った後に保存袋に入れるという方法です。

2つ目は、皮が黒くなるまでグリルなどで焼いてから皮を剥いて縦に裂き、保存袋に入れます。どちらもなかなか手間がかかりますが、後からそのまま使えることを思えば調理の工程を先に済ませておいたというだけの話ですね。

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切ったなすはどうやって保存するの?

考える女性

一度切ってしまったなすは次第に黒くなってきて味も見た目も悪くなります。

そのため、残りをすぐに使う予定がないのであれば先ほどの方法で冷凍してしまうか、1日程度なら問題ないので塩水につけて冷蔵庫で保存するようにしてください。

薄切りにした場合は天日干しをして「干しなす」に加工するのもおすすめです。

なすが腐っていたり傷んでいたりする見分け方は?

「このなす食べられるのかな?」

冷蔵庫や常温で保存していたなす。何か微妙に傷んでいる気がするけれど勿体無い。食べられるのかそれとも食べたらお腹を壊してしまうのか微妙な時ってあると思います。

こんな状態の茄子ならまだ食べても大丈夫。こんな茄子は傷んでいるから捨てるべきの判断基準はどうすればいいでしょうか?

食べられなくない状態のなす
  • 切った時に種の周りが黒い
  • 切った時に白い部分が変色してちょっと茶色くなっている
食べてはいけない状態のなす
  • カビっぽいのが生えている
  • 触ってみてぐにゃぐにゃしている
  • 匂いが変
  • 表面がぬめっている

まとめ

今回なすを冷凍保存できると知ったのでさいの目状にカットして保存してみたいなと思っています。

ミネストローネやドライカレーを作る時に便利だと思いませんか?干しなすなら冷凍以上に長期間保存できるそうなのでこちらも興味があります。保存方法をいろいろ知ると料理への意欲が湧いてきますね。

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