天ぷらからパスタやピザなど、色々な料理にアレンジ自在の大葉。安く手に入る野菜で、栄養もたっぷりなので便利な食材ですよね。
さらに大葉の魅力は一年中スーパーで買えることです。でも、大葉にも旬の時期はあるはずですよね。
どうして一年中食べることができるのでしょうか。その訳について考えてみたいと思います。
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大葉はスーパーでは一年中売られているその訳は?
大葉は高い繁殖力があり、育てやすい野菜とされています。さらにハウス栽培に向いているため、365日収穫、出荷することが可能なのです。
大葉を栽培している農家では、大葉の旬の時期に関係なく一年中出荷しています。
特にお刺し身やオードブルに使われることが多くなる年末年始の時期が一年で一番出荷量が多いという農家もあるほどです。
大葉は、一年中お刺し身に添えてありますよね。その理由はハウス栽培しやすい野菜だからなのですね。
大葉の旬の時期はずばり6月~9月!
赤しそは6月~7月
一年中ハウス栽培している大葉ですが、もちろん旬の時期はあります。地物の大葉(青しそ)の旬の時期は初夏以降です。6月~9月が旬の時期とされています。
この時期の大葉は、みずみずしい緑色をしています。香りが良く、葉が柔らかいのが特徴です。
また同じシソの仲間に「赤しそ」があります。赤しその旬の時期は、大葉よりも短く6月~7月となっています。
色々な料理に使われる大葉とは違い、赤しそが使われるのは梅干しの材料としてだけですよね。
梅の旬の時期もちょうど6月頃。だから、梅干しを漬ける材料として、赤しそはぴったりの食材なのですね。
赤しそがスーパーなどで売られているのは、梅が出回る時期と同じ6月~7月だけです。梅干をつける時には、この時期を逃さすに赤しそを手に入れましょう。
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旬の大葉はどうやって食べるのがいい?オススメレシピは?
オススメレシピ1「大葉チャーハン」
旬の時期に関係なく手にはいる大葉ですが、やはり6月~9月の旬の時期に食べる大葉は新鮮で美味しいです。みずみずしい夏野菜ですよね。
旬の時期の大葉はどうやって食べるのが良いのでしょうか。3つのおすすめレシピをご紹介したいと思います。
まず1つ目は定番の「大葉チャーハン」です。旬の時期の大葉の香りを楽しむために、調味料や具は最小限にしましょう。
大葉を刻んでご飯と炒めたら、卵を加えて、ごま油と塩コショウだけで味を整えます。
おすすめレシピ2「しそ巻き」
2つ目は東北の郷土料理でもある夏の保存食「しそ巻き」です。
味噌に砂糖と小麦粉を入れて練り合わせます。大葉で巻きやすいような固さになったら、大葉の中央に置いてクルクルと巻いていきます。
大葉が剝がれないように楊枝に数個ずつ刺していくのがポイントです。出来上がった大葉巻は油でサッと上げます。
フライパンで焼いてもOK。ご飯のお供に最高の一品になります。夏バテで食欲がない時にもピッタリです。
おすすめレシピ3「大葉のジェノベーゼ」
3つ目はイタリアンな「ジェノベーゼ」です。本来はバジルで作るソースですが、バジルをそのまま大葉に置き換えて作ってしまうレシピです。
ジェノベーゼと聞くと難しそうに思いますが、材料をフードプロセッサーに入れるだけでOKなので実はすごく簡単レシピです。
大葉、松の実、オリーブオイル、ニンニク、粉チーズ、塩コショウを入れて撹拌するだけで、簡単に作ることができます。
松の実がなければお好みのナッツを使っても美味しく仕上がります。旬の大葉の香りがギュッと凝縮された絶品ソースになります。
パスタやバゲッド、お魚料理など、幅広いレシピにアレンジして楽しんでくださいね。
まとめ
大葉はスーパーの野菜コーナーに常に置いてある野菜ですよね。
また、スーパー以外でもお寿司やお刺し身と一緒に必ず添えてある野菜でもあります。
大葉の旬の時期は初夏~夏なのですが、一年中ハウス栽培をしているため、季節に関係なく食べることができるのです。
でも旬の時期の大葉や香りが良く柔らかさがあります。一年中食べられる食材ではありますが、夏の旬の時期には新鮮な大葉で色々な料理を楽しみたいですね。
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