すももは、初夏の頃になるとスーパーに並ぶフルーツですよね。
甘く熟したすももは、酸味と甘みのバランスが良く、とても美味しいです。一年中食べれるフルーツではないので特別な感じもあります。
旬の時期になるとたくさんのすももを知り合いの方からもらうことも多いかもしれませんね。
でも、すももの保存方法に詳しい方はあまり多くないでしょう。ここではすももの適切な保存方法と日持ちさせるコツをご紹介したいと思います。
プラムの栄養価と効能は?1個あたりのカロリーと食べ過ぎに注意?Sponsored Link
プラム(すもも)の保存方法と保存期間は?
常温で保存できる?保存期間は?
プラムは追熟する果物です。追熟とは収穫した後に一定時間常温保存することで、成熟した状態になる果物のことを言います。
バナナは、有名な追熟フルーツですよね。スーパーで買った時には緑色のバナナも、数日置くことで黄色く美味しいバナナになります。
プラムも未熟な状態で収穫し、追熟させてから食べるタイプの果物です。
しかし、スーパーで売られているプラムは追熟が終わり、完熟した状態になっています。表面が赤くなっていて、甘い香りがするプラムは成熟している状態です。
成熟している状態のプラムはすぐに食べるようにしましょう。
常温保存した場合の保存期間は2~3日です。
完熟したプラムはどんどん水分を失ってしまうので、新聞紙や薄い紙などに包み、さらにビニール袋に入れておくようにしましょう。
冷蔵庫では保存期間は?保存のコツは?
完熟した食べごろのプラムは冷蔵庫保管するようにしましょう。
水分蒸発を防ぐために、新聞紙とビニール袋に入れて保存すれば2週間保存することができます。
プラムの保存に適した温度は野菜室の温度がちょうど良いとされています。野菜室に保存するのが長持ちのコツであると覚えておいてくださいね。
冷凍庫で保存できる?コツは?
プラムは冷凍保存も可能です。
プラムをきれいに洗ったら、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取りましょう。
皮のまま薄切りに切ったら、ジップ付保存用袋にできるだけ平になるように並べて入れます。冷凍庫に入れて1ヶ月保存することができます。
食べる時には半解凍がおすすめ。シャーベット状態にして、アイスやヨーグルトにトッピングすると、暑い日の爽やかスイーツになります。
またそのままお鍋に入れてジャムにしてしまうのもおすすめです。
Sponsored Link
プラム(すもも)を日持ちさせるコツは?
いただきもののプラムがたくさんあって冷蔵庫に入らない!という時は、酢漬けにするのが日持ちさせるコツです。
分量はとても簡単。プラム:氷砂糖:酢を1:1:1の割合で作ります。
清潔な瓶に、プラムと氷砂糖と交互に入れ、最後に酢を入れるだけです。1日1回瓶を上下にひっくり返しながら、混ぜていきます。
1週間ほどで美味しいサワーシロップになります。ジュースにしたり、ゼリーにして美味しくいただきましょう。
涼しい場所に置いておけば2カ月保存することができます。
こんな状態のプラム(すもも)は食べては駄目!
完熟しているプラムは少し茶色くなっていることがあります。中がきれいな黄色をしていれば問題ないのですが、中も茶色に変色している場合は腐っている可能性があります。
その時の判断ポイントは香りです。甘い香りがすれば完熟している美味しい状態です。酸っぱいような悪臭がする場合は腐っているので食べてはいけません。
また、変色と合わせて汁が出ていたりべちゃっとした状態になっている場合も食べないようにしてくださいね。
まとめ
爽やかな酸味とやさしい甘みが美味しいプラム。真っ赤に完熟したプラムは、ジュワーっと甘い果汁が口中に広がります。
でも、この完熟の時期を過ぎてしまうとせっかく美味しかったプラムも美味しくなくなってしまいます。
そうなってしまわないように、正しく保存して美味しくいただくようにしたいですね。
常温、冷蔵、冷凍、それぞれの保存のコツと保存期間を守って上手に保存していきましょう。
すももとプラムとプルーンの違いってどこにあるの? プラム(すもも)を皮ごと食べたほうが栄養がある?農薬が心配?Sponsored Link
コメントを残す