はるになると山菜が美味しい季節にもなります。多くの方が待ち焦がれている山菜にもあらゆる種類があります。
なかでも風味は勿論、シャキシャキとした食感がクセになるたけのこはどんな料理にしても絶品で味わえる事で好きな方が多い山菜の一つですね。
そんなたけのこを誰しもが「成長すると竹になる」と思ってしまいますよね。
でも実はたけのこが成長すると竹になると言うのはちょっと違うのです。そんなたけのことたけの違いについて触れていきたいと思います。
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たけのことして食べられるのはいつぐらいまで?
まず一般的に食されているたけのこは「竹の子」ではなく「筍」と表記されています。つまりたけのこと竹は部類を分けられているのです。
では一体何が違うの?と感じてしまいますよね。
実は「たけのこ」と呼ばれる物は食べる事が出来る期間内で収穫され、市場で販売されている物を指しているのです。
つまり、たけのこご飯や煮物、天ぷら等で食されている物がたけのことされているのです。
そんなたけのことして食べる事が出来る期間っていつ頃?と感じちゃいますよね。たけのことして食べられるのは芽が出始めてから1週間から10日程となっているのです。
筍は「旬」という文字に竹を付けた「筍」となっており、1か月を初旬、中旬、下旬と10日を一定期間とさせた時期が旬を迎えると言う事で筍と表記されているのです。
つまり土壌に筍の気配が感じられてから10日程がたけのことして食べられる時期となっているのです。
たけのこが食べられなくて竹になってしまう時期はいつ?
たけのこが食べられるのが目が出てから10日程となっていますが、発見時にはどの位の時期が過ぎているのかなんて知ろうとには全く見当もつきませんよね。
そんなたけのことして食べる事が出来る10日を過ぎてしまうと竹となってしまい、食用としては硬過ぎてしまい味わえなくなってしまいます。
竹として食べる事が出来なくなってしまったと判断するには地上に5㎝以上出ていると竹になってしまいます。
たけのこと竹の明確な違いってどう判断すればいいの?
そんな美味しく食べられるたけのこと竹の明確な違いを素人でも簡単に判断する一つとしては、皮が全部剥がれた時が見定める一つとなっています。
生のたけのこをスーパー等で購入すると分厚い皮の処理が一苦労になってしまいますよね。そんな分厚い皮は成長していくに連れ、自然と剥がれていくのです。
そんな分厚い皮の中身は柔らかい状態の証拠とも言え、川が剥がれてしまうと硬い竹となってしまうのです。
つまり皮が剥がれていない状態を「たけのこ」、皮が剥がれてしまっている状態を「竹」として判断する事が良いと言えます。
竹の成長速度ってどのぐらいすごいの?
竹は成長速度が速い植物の一つとしても知られています。目が出始めてから僅か数か月で立派な竹として成長してしまうのです。
さらに竹の中でも一般的にポピュラーな種類となっている孟宗竹はなんと1日で1メートル以上も伸びたなんて記録も残されている程です。
それ程までに急成長出来る植物として、竹は伐採するのに大変な事や繁殖力に優れている事で、山林を覆いつくす程の勢いで草木とのバランスを乱す要因の一つとして問題ともなっているのです。
あとがき
山でたけのこを発見した際にはまず皮がしっかりと付いているのかを確認する事が大切です。
皮が分厚ければ分厚い程、まだ目が出て間もないたけのことなり、食べ頃と言えます。
早く見つけないとすぐに竹として成長してしまい、この時期にしか堪能出来ない味覚を逃してしまいます。
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