春は数多くの山菜を味わえる季節ですよね。
その中でも揚げてよし、煮て良し、さらにはご飯と一緒に炊いて良しとまさに山菜の王者とも言える存在の山菜が欠かせません。
それはたけのこです。
シャキシャキとした食感と豊かな風味はどんな料理でも美味しく食べられるとして人気の山菜ですよね。
そんなたけのこを食べた時に多く方が「舌がピリピリする」と感じた事があると思われます。
そんなたけのこを食べた時に感じるピリピリ感はもしかしたらアレルギー?それとも有毒成分なの?について解明していきます。
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たけのこを食べて舌がピリピリする原因とは
たけのこの食感を味わっていると「舌にピリピリとした感覚がある」と多くの方が経験されたと思われます。
何故、ピリピリとした感覚になるのかと言えばさまざまな要素が考えられます。まず一つはたけのこのえぐみともなるアクです。
山菜の多くはアクが多く含まれているのですが、たけのこにもアクがありピリピリとした感覚になってしまうのです。
またアクだけでなくたけのこによるアレルギー症状も大きな疑いの一つとなりますね。
灰汁抜きがいまいちだったため?
たけのこには青酸配糖体という植物性の有毒性分が含まれているのです。
たけのこに限らず、ふきのとうやつくしと言った春の味覚でもある山菜には植物性の有毒成分が含まれているのです。
特にたけのこに含まれている青酸配糖体は高濃度となっており、アク抜きが不十分だとピリピリとした感覚になってしまうのです。
たけのこアレルギーのため?
たけのこはアクの強い食材ともなっていますが、このアクだけがピリピリ感の正体とは言えません。
何故ならたけのこによるアレルギー反応でも下にピリピリとした感覚を感じる事があるからです。
たけのこには「アセチルコリン」と「ノイリン」という天然由来成分が含まれています。しかしこれらの成分がアレルギー反応の原因ともなってしまうのです。
体質的にアレルギーを持っていない人であれば全く問題はないのですが、これらの成分に対してアレルギー反応を持っている方であれば舌にピリピリ感をかんじてしまいます。
またピリピリ感だけでなく、胃痛やかゆみといった症状を引き起こしてしまう事もあります。
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たけのこを食べて舌がピリピリしないようにする対策はとにかくあく抜き!
たけのこを食べた時に感じてしまうピリピリ感は強いアクによるや有毒成分による事が多くあるのです。
その為、ピリピリとした感覚にならないようにするにはアク抜きをしっかりと行う事が重要となるのです。
茹でる際には時間を掛けてしっかりと茹でる事で、アクが抜けていき安全に味わう事が出来るのです。
特にスーパーで販売されている既に水煮状態であれば全く問題はありませんが、自宅の裏山等で収穫した生のたけのこは特に十分なアク抜きが求められてきます。
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あとがき
風味と食感が多くの人を魅了させてくれるたけのこ。
でも強いアクや有毒成分が含まれているので、生のたけのこを味わう際には十分なアク抜きが必要となってきます。
この時期にしか味わえない味覚だからこそ、美味しさは勿論安全に味わいたいものですね。
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