冷蔵庫で保存した卵が割れて凍っている!食べても大丈夫?

たまご

冷蔵庫に入れたはずなのに…卵が割れて凍っていた経験ってありませんか?

更に飲みかけのペットボトルを冷蔵庫に入れていたら、底の方が凍っていたなんて経験もあるかもしれません。

どちらも冷凍庫ではなく、冷蔵庫で保存していたなのになぜ?と気になりますよね。

そこで、冷蔵庫でも卵など液状のものが凍ってしまう原因と、そんな状態になってしまった卵は、

食べられるのか?もし、食べられるなら調理法は?保存は可能なのか?

詳しくご紹介します!

まずは、割れて凍っている卵を見付けても捨てずに、こちらを読んから判断してみて下さいね。

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何で冷蔵庫で保存しているのに卵は割れて凍ってしまうの?

たまご

最近テレビやネット等で、卵を冷蔵庫で保存する場合について、注意を見掛けることが多くなった気がしませんか?

今まで習慣としてきた、冷蔵庫のドアポケットではなく、購入してきたパックのまま冷蔵庫の奥に保存しましょう!と。

その理由って分かりますか?

パックから出して、ドアポケットに入れておくと、温度変化が激しいため、卵が一定温度を保てず、足を早める原因になることと、ドアの開け閉めの衝撃で、殻が割れやすくなるため、これまた腐敗の原因となってしまうからなのです。

そのため、温度変化の少なく、殻が割れるような衝撃もない、冷蔵庫の奥に保存することが推奨され始めたというわけですね。

しかし…この行為はまた、卵にひび割れを起こし凍らせてしまう可能性を高めるのです。

最新式の冷蔵庫の話は置いておいて、一般的な冷蔵庫は冷風口という所から冷たい風を送ることで、庫内を冷やします。

当然冷風口からは、庫内温度よりかなり低い温度の風が吹き出てきますし、またその位置は冷蔵庫の奥に設置されています。

すると、自然と卵をパックごと冷風口の前に置いてしまう確率も高まりますよね。常に冷風を当てられ続けた卵は凍り、やがて体積が増え、殻を破り、ひび割れを起こすのです。

もちろん、夏場に庫内の設定温度を低くしたまま忘れていて、季節が秋冬と移ろいでいけば、より一層卵を凍らせてしまう確率が上がりますよ。

当然、飲みかけのペットボトルや、余ったほうれん草のおひたし、水分の多いカットフルーツ等も、冷風口付近で保存しておくと、凍る原因になりますよ。

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凍った卵はどれぐらい保存が効くの?

はてな

ここで知っておいて欲しいことは、一度卵にひびがはいると、ボツリヌス菌が繁殖しやすいというのことです。それは、食中毒を引き起こす恐ろしい菌なのです。

よく思い出してみて下さいね。

もし、あなたがスーパーなどで卵を購入してきた時点で、卵の殻が割れていたなあと思い当たるなら、食べないで捨ててしまうことをお勧めします。

なぜなら、既にボツリヌス菌が繁殖している可能性があるからです。

ただ、先にお話ししたように、持ち帰ってから冷蔵庫の冷風口付近で保存したことにより、卵が凍って膨張し、殻にをヒビが入ったならば、捨てる必要はありません。

ただ一方で、これまた最近の流行りですが。生卵を冷凍庫に入れて凍らして、保存する方法がありますよね。

結果的にあれと同じなんだから、保存期間も同じだよね。

とは考えないで下さい!

冷凍卵は1~2ヶ月日持ちすると言われていますが、それは一定温度の中で冷凍状態で保たれているからです。

冷蔵庫の冷風口付近では、偶然条件が重なり、保存し始めてどこかのタイミングで、冷凍卵の状態にたどり着いただけなので、話が違います。

冷凍卵になってしまったなと気付いたら、その瞬間に食べてしまうことをお勧めします。それ以上、保存期間をおかない方が、無駄な食中毒を起こさずに済みますよ。

凍った卵は食べても大丈夫か心配・・・おすすめ調理方法は?

レシピ

先にお話しした通り、もし買ってきた時点で、既に割れていた卵なら、食べずに捨てたしまうことをお勧めします。

一方で、冷蔵庫内で凍ったことで割れたら卵なら、見付け次第、食べてしまいましょう!

食べ方は、冷凍卵を参考にすると良いですよ。

そっと殻をむいて、包丁で半分に切り、目玉焼きにしてみてはどうでしょうか。

1個の卵で、小振りな2つの目玉焼きが出来上がります。朝食の付け合わせに、お弁当のおかずにも小さいゆえに、使い勝手が良くていいですよ。念のため、火をしっかり通すことお勧めします。

またやはり、食べることに多少抵抗が残っている方なら、王道のゆで玉子がお勧めです。固茹でにすれば、かなり抵抗は薄らぐはずです。

チャレンジャーな方は、そのまま炊き立てのご飯に乗せて、ゆっくり溶かしつつ卵かけご飯感覚で食べる方法もありますが…あまりお勧めはできませんね。

まとめ

卵を購入した時点で、殻が割れていないことが確認できており、かつ冷蔵庫の冷風口付近で保存したことにより、卵が凍って膨張し、殻が割れた場合には、食べることは可能です。

見付けたら、それ以上保存期間を伸ばすことなく、直ぐに火をきちんと通す調理方法で食べることをお勧めします!

そしてこれを機に、卵の保存場所を冷風口から避ける場所に替えてみて下さいね。冷凍卵は、やはり冷凍庫で作った上で、美味しくバリエーションを楽しむのが一番ですからね。

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