夏になると近所の方からたくさんのとうもろこしをいただくことがあります。
スーパーで安いとうもろこしを見つけるとまとめ買いしてしまう人もいるかもしれませんね。美味しくて栄養もあるとうもろこしは夏のごちそうです。
でもとうもろこしはあまり日持ちがしない野菜でもあります。せっかくのとうもろこしを無駄にせずに最後まで食べるためには正しく保存する必要があるのです。
ここではとうもろこしの保存期間、日持ちさせるコツなどをご紹介したいと思います。
とうもろこしは皮付き保存や生のままが駄目な理由はこうだった!Sponsored Link
とうもろこしの保存期間ってどれぐらい?
常温
夏の暑い時期であれば、常温保存できる期間は2日程度です。冬の時期であれば4日くらいは保存することができます。
塗らした新聞紙に包んでからビニール袋に入れて、直射日光の当たらない場所、通気性の良い場所に保存しましょう。
しかし、常温保存することでとうもろこし本来の甘みは失われてしまいます。
とうもろこしは収穫後も糖分を消費しながら生き続けています。だからどんどん甘みが失われてしまうのです。
できるだけ早く食べた方が、甘みがあって美味しいことを覚えておいてくださいね。
冷蔵
とうもろこしを冷蔵保存する場合には2つの方法があります。
1つは生のまま保存する方法です。冷蔵庫で2、3日保存することができます。濡れた新聞紙に包んでからビニール袋に入れて立てて保存しましょう。
もう1つは茹でてから保存する方法です。茹でた状態であれば5日ほど保存することができます。
冷凍
茹でたとうもろこしは冷凍保存することもできます。約1ヶ月保存することができます。
自然解凍でそのまま食べることができるので、ストックしておくと非常に便利です。
丸ごと茹でたとうもろこしを輪切りにしたり、粒を外しておくと使いやすいですね。ジップ付保存用袋に密封した状態で保存しましょう。
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とうもろこしを日持ちさせるコツってあるの?
立てておく?
どんな野菜にも言えることなのですが、野菜を保存する時には自然に生えている状態で保存するのがベストです。
とうもろこしは立った状態で生えているので立てておくのが正解です。野菜は収穫後もまだ生きています。
そのため、立っている状態で生えているとうもろこしは上に伸びようとするのです。横にして保存しても上に伸びようとします。
そして無駄なエネルギーを消費してしまうためしおれるのが早くなります。立てておくことでエネルギーを温存できるので日持ちさせることができます。
茹でた後はすぐにラップをする
茹でたてのとうもろこしは実がぷりぷりして美味しいのに、時間が経つとしわしわになって美味しくないことがありませんか?
茹でたとうもろこしをそのままおいておくと、どんどん水分と甘みが失われてしまいます。だから長持ちしないのです。
美味しさを逃がさずに日持ちさせるコツは、茹で上がった後にすぐラップをすることです。
熱々のうちにラップをすると水分も香りも逃げないので、冷めてからも美味しく食べることができるのです。
とうもろこしは皮付きや生のまま保存してはいけないって本当?
とうもろこしは皮つきや生のままで保存することもできますが、甘みや栄養価が落ちやすくなります。
できれば茹でてから保存すると良いでしょう。
ユミ
こんなとうもろこしは食べては駄目という状態は?
とうもろこしは日持ちしない野菜です。どんどん美味しさが失われてしまうのです。
でも少し甘みが落ちた程度なら食べることはできます。炒め物に入れたり、バター醤油炒めなどにすれば美味しくいただけます。
でも、甘みが落ちただけでなく腐ったりカビが発生してしまったとうもろこしは食べることができません。
カビがついている、茶色く変色したとうもろこしは食べては駄目です。
また酸っぱい臭いがしたり、ぬめりが出ているとうもろこしは腐った状態なので食べられません。
このような状態になったとうもろこしはもったいないですが捨ててくださいね。
まとめ
とうもろこしはあまり日持ちする野菜ではありません。でも、1日に何本も食べることはできないですよね。
たくさんのとうもろこしが手に入った時には、正しく保存する必要があります。今回ご紹介した常温、冷蔵、冷凍の保存方法を参考にして、上手に保存してくださいね。
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