うなぎは昔から高価な食べ物でしたが、最近では中国産すら高くてなかなか手が出ませんね。
それでも無性に食べたく時があるのがうなぎです。
なぜ高騰しているのか、他のもので代用できないか考えてみました。これを読めばまた食べたくなってしまうかもしれません…。
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うなぎが高騰している理由は?
うなぎの生態は長年謎の多いものとされてきました。卵を産む場所すら判明したのはつい最近のことのようです。
小学校の国語の教科書にある「うなぎのなぞを追って」の中では、80年近くの年月を経てその場所を判明したと記されています。
そんな謎ばかりの生物ですから養殖として安定させることもなかなか難しいようですね。昨今では海洋環境が変化していることも理由と言われています。
昔は天然ものが高くて養殖ものは安かったけれど今は養殖ものも高い理由とは?
昔は天然物は高かったですが、養殖ものはそれほど高くありませんでした。コンビニの弁当として500円強で買える程度の値段でした。
しかし最近は養殖ものすら高騰しています。その原因はなんでしょうか?答えはうなぎは完全養殖が実用化されていないからです。
うなぎの養殖って天然のシラスウナギを獲ってきてそれを育てています。しかしその天然のシラスウナギが昨今漁獲量が激減してしまっています。
シラスウナギが獲れないと養殖はできません。なのでシラスウナギの漁獲量がうなぎの値段に関わってきてしまい高騰しているのです。
完全養殖ってできないの?
この状況をただ黙って見守っているわけではありません。うなぎの完全養殖は研究しているみたいです。
うなぎの完全養殖化は日本は一応成功しているようですが、それにかかるコストが高すぎて実用化はできていないようです。
しかし昨今は日本よりも韓国がうなぎの完全養殖が進んでいてこのままだと韓国産のうなぎが日本に出回る可能性は否めません。
消費者の私とすれば安全に食べられればどこ産でもあまり気にしないので日本でも韓国でもよいので完全養殖の実用化に成功してもらい値段を下げてほしいと思います。
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うなぎが高い!代用品といえば何?
今までは国産うなぎに手が出ない場合は安い中国産を買っていた人も多いと思います。しかし、最近はそれすら高くて手が出ません。
それでも土用の丑の日にはうなぎを食べなきゃ始まらないという日本人も多いので、そんな方のために代用品もいろいろ出回っています。
うなぎの代用品といえばあなご
うなぎの代用品の一番手といえばあなごだと思います。外見もそっくりですし味もかなり似ている食物ですね。
あなごはうなぎと比べれば脂っぽさが少なくさっぱりとしているのが特徴です。うなぎに比べて淡白かなと感じる方が多いようです。
うなぎの脂がしつこいと感じる方も多いと思います。そういう方は逆にあなごの方が舌に合うかもしれません。
うなぎの蒲焼の代用品として秋刀魚の蒲焼
うなぎの蒲焼そっくりで一瞬騙されてしまうのがサンマの蒲焼です。サンマの蒲焼は安いですよね?見た目もうなぎの蒲焼っぽくて騙されやすい・・・。私は実はあまり好きではありません。
私が子供の頃は「鰻の蒲焼だ!」と喜んで食べたらサンマだったということが多々ありました。サンマの蒲焼はうなぎよりもタレが甘くないので食べた瞬間がっかりしていたのを思い出します。
さんまの蒲焼自体は美味しいのですが、うなぎと思って食べた時の違和感が忘れられないため私は苦手な食物だったりします。
ちくわや豆腐もうなぎの代用品になる?
節約レシピとしても人気なのはちくわで作るうなぎもどきです。
ちくわを縦に切って開き、しっかり焼き色がつくようにフライパンで押さえつけながら焼いたら蒲焼きのタレで煮詰めて完成です。
ちょっと焦げているくらいがおいしそうですよ。うなぎの皮の感じを出したいならノリを敷くのもおすすめです。
水切りした豆腐で作る方もいるようですね。料理サイトなどでいろいろな知恵が紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。
あれこれ作って食べ比べてみるのも楽しいでしょう。
ふるさと納税でうなぎが食べられる?
ここ最近流行のふるさと納税、みなさん利用されているでしょうか?いくつかの自治体では寄付をすることで返礼品としてうなぎが送られてくる地域があります。
高くて買えないならこういった方法でうなぎをゲットするのもいかがでしょうか。鹿児島県、和歌山県、福岡県などけっこうな数の自治体で扱っているようですよ。
国産うなぎは本当に高級品ですから、それが食べられるチャンスは上手に生かしましょう。
まとめ
うなぎを楽しむには回転すしで安く食べたりふりかけで我慢するという手も…しかしそれじゃあまりにも悲しいでしょうか。
研究が進んでうなぎの謎がもっと解明されて今より安く食べられる日が来るといいですね。とりあえず代用品を作る料理の腕を磨きながらその日を待ちましょう。
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