大根は日本人の食生活に馴染み深い食材となっています。サラダや漬物だけでなく、煮物やおでんとバラエティー豊かに味わう事ができます。
さて、大根と言えば青首大根が一般的ですよね。しかしだいこんには、黒い大根である「黒丸大根」という品種もあるのです。
そこで【黒丸大根の特徴やオススメの食べ方とは?】についてご紹介致します。
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黒丸大根とは?
黒丸大根はヨーロッパが原産の大根です。一般的に「大根」と言えば「長くて太い」というイメージがありますよね。しかし、黒丸大根はまるでカブのような形をしています。
そして特徴的なのは「黒色」ですよね。薄緑色と白さが特徴的な大根が一般的ですが、黒丸は真っ黒とした色合いです。
誰しもが、この色合いにビックリされていらっしゃいます。しかし、真っ黒なのは皮表面だけであり、中の果肉は真っ白となっています。
黒丸大根を食べたときの味などの特徴は?
黒丸大根は水分が少なく、緻密となっており生食で食べるとカリカリとした食感を楽しむ事ができます。
しかし、大根特有の辛味が強く、大根卸しにすると強烈な辛さがツーンとします。
主な産地はどこ?旬の時期っていつなの?
黒丸大根はヨーロッパが原産の大根で、ヨーロッパ各地で栽培が行われています。そんな黒丸大根の旬は11月~1月頃となっています。
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黒丸大根のオススメの食べ方は?
黒丸大根は、皮の黒さと果肉の白さが特徴的な大根です。その為、黒と白の美しさを保つ為に、スライスしてサラダや漬物にするとよいですね。
ただ、辛みがとても強いので、程々にする事が重要となります。黒丸大根は、青首大根のように煮物やおでんといった加熱料理でも味わう事ができます。
しかし、加熱すると皮の部分が固く残ってしまい、食感が損なわれてしまいます。加熱料理にする場合には皮を剥いて、食べるのがおススメとなります。
黒丸大根の別名と黒い理由は?
黒丸大根は「ウインターラディッシュ」やラディ・ノワール」、「ブラックスパニッシュ」といった呼ばれ方で親しまれています。
ヨーロッパでは、ポトフや炒め物、飾り付けとして大変重宝されています。
黒丸大根は皮の黒さが大きな特徴となっていますが、これはポリフェノールの一種であるアントシアニンの色素となっています。
アントシアニンには血液をサラサラにする働きや、免疫力アップ、コレステロール値の軽減、美容効果と多くの効能が期待できます。
皮を剥かないで、皮ごと食べると多くのアントシアニンを摂取する事ができますね。
あとがき
黒丸大根は、真っ黒な色合いでとても辛味が強い品種となっています。しかし、皮と果肉のコントラストが美しく、ヨーロッパでも料理の彩りとして重宝されています。
日本でも、徐々に人気が高まり、多くの方から親しまれる大根となっています。
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