大根はさまざまな料理で味わえる食材の一つですよね。サラダやお味噌汁、煮物と万能な野菜と言えますね。
さて、大根にも数多くの種類がある事をご存知でしょうか。大根には赤い大根がたくさんありますが、その中の一つ「紫大根」も人気の大根となっています。
そこで今回は【紫大根の味や特徴とは?】【紫大根は煮物にすると色がうつるのか?】についてご紹介致します。
▶ 味いちばん紫という赤い大根の味の特徴と旬の時期とオススメの食べ方は?
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紫大根とは?
紫大根は主に京都で栽培されている大根で、どのようにして誕生したのか不明となっている品種です。長さは20~30㎝程と一般的に食べられている青首大根と比較すると半分程の長さとなっています。
太さは青首大根のような太さがあり、ずんぐりとしています。皮表面は上藩部分が薄緑色で、下半分は白くなっており、青首大根のような色合いとなっています。
そして、紫大根最大の特徴とも言えるのが果肉の色合い。果肉全体が白っぽくなっていますが、霜降り上に紫色が混じり合っています。
同じ赤い大根である「紅しぐれ」と同じような色の入り具合となっていますが、全く別の種類となります。
紫大根を食べたときの味などの特徴は?
紫大根は水分量をほとんど含まない大根となっており、パリパリとした食感を楽しめます。また、大根特有の辛味はほとんどなく、噛む程に甘味を感じる事ができます。
主な産地はどこ?旬の時期っていつなの?
紫大根は京都が主な産地となっていますが、北海道でも多く栽培されています。そんな紫大根の旬は、11~1月頃が旬の時期となっています。
冬場にしか流通されないので、出会ったら是非味わいたい大根ですね。
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紫大根のオススメの食べ方は?
紫大根は科忍苦のほんのりとした紫色が特徴的な大根です。
皮と果肉の色合いのコントラストが活かす事ができるように、スライスしてサラダや漬物にすると、美味しさだけでなく色味の美しさも堪能できます。
また、紫大根は水分量が少ない大根となっており、大根卸しにピッタリです。
さらに紫大根の紫色はポリフェノールであるアントシアニンの色素によるものです。酢に浸けると、紫色が赤色に変化するので、甘酢漬けにして赤色の紫大根を味わうのも、魅力の一つですね。
煮物やおでんにすると他の具材が紫色になる?
紫大根は主にサラダや野菜スティック、漬物といった加熱調理を行わない食べ方がおススメとなります。
勿論、青首大根のように煮物やおでんといった加熱調理でも味わう事ができます。
しかし、紫大根の色素がお湯に溶け出してしまうので、他の具材に色が移ってしまう可能性があります。
その為、煮物やおでんといった料理には不向きですが、別々に調理する事で色移りを防ぐ事ができます。
あとがき
紫大根は薄紫色の鮮やかさが魅力的で、料理の見た目にもインパクトを与えてくれます。
生食は勿論、飾り付け用としても人気がありますが、煮物にしてしまうと、他の材量に色が移ってしまうので、煮物にする時には別々に調理する事をオススメします。
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