大根を毎日のように食べられている方が多くいらっしゃいますよね。みそ汁や漬物、煮物とさまざまなアレンジにて味わう事ができる万能な野菜ですよね。
さて、皆さんは大根には多くの種類がある事をご存知でしょうか。一般的に食べている大根は「青首大根」ですが、「味いちばん紫」という種類もあるのです。
そこで今回は【味いちばん紫という大根の味や特徴とは?】【味いちばん紫の旬やオススメの食べ方とは?】についてご紹介致します。
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味いちばん紫とは?
味いちばん紫とは、シンジェンタジャパン株式会社から販売されている品種です。味いちばん紫は表面が鮮やかな薄紫色で、果肉は白色に薄紫色が混じり合った色合いとなっています。
シンジェンタジャパン株式会社では、表面も果肉も真っ白な「味いちばん」という品種も販売されています。
国内では2008年頃から発売されていますが、国内よりも韓国にて先行販売されていた品種です。
赤い色合いが特徴的な大根は数多くありますが、味いちばん紫と似ている「紅しぐれ大根」よりも、耐暑性に優れた性質を持っており、大根の収穫には不向きな5~6月も収獲が可能となっています。
味いちばん紫は長さが20~30㎝程となっており、一般的に食べられている青首大根の半分程の長さとなっています。
長さはほとんどありませんが、重量は1㎏程あり大きめのサイズとなっています。味いちばん紫は、首の部分が濃いめお紫色ですが、首より下は薄紫色となっています。
また葉っぱの軸の部分も紫色となっています。
味いちばん紫を食べたときの味などの特徴は?
味いちばん紫は、青首大根と比較すると水分量が少ないので、パリパリとした食感を楽しめます。また大根特有の辛味はほとんどなく、甘味が感じれられます。
主な産地はどこ?旬の時期っていつなの?
味いちばん紫は、全国各地で栽培されていますが、栽培値域によって収穫時期が異なります。
北海道や東北地方の寒冷地では、9~10月、中間地では5~6月、そして11~12月、温暖地では11~2月、そして5~6月が旬の時期となっています。
産地によって収穫時期が異なるのんで、通年で収穫が可能となっている大根ですね。
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味いちばん紫のオススメの食べ方は?
味いちばん紫は辛みがなく甘味があり、生食がおススメの食べ方となります。
表面の紫色と果肉の白色のコントラストを活かす事ができるように、スライスしてサラダや料理のトッピングに使用すると、美味しさだけでなく見た目の華やかさを演出する事ができます。
また、味いちばん紫に特徴でもある紫色はポリフェノールの一種であるアントシアニンの色素によるものです。
このアントシアニンは、酢に反応するので、甘酢漬けにすると紫色ではなく、鮮やかなピンク色に変化します。
生食の紫色と、甘酢漬けのピンク色で料理をカラフルにしても楽しさが増しますね。
あとがき
味いちばん紫は、見た目の美しさだけでなく大根の甘味を堪能できる品種として、高い人気を誇っています。
サラダや野菜スティックだけでなく、甘酢漬けにすると色合いが変かするので、色のグラディエーションを楽しまれてみては如何でしょうか。
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