12月に使える時候の挨拶はたくさんあります。しかし12月全体で使えるという時候の挨拶はそれほど多くはありません。
ユミ
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12月に使える時候の挨拶
まずは12月に使える時候の挨拶一覧を確認してみましょう!
ユミ
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冬は3つに分けることができるって知っていますか?
12月の時候の挨拶を知るにはまず冬って3つに分けられることを知っておく必要があります。
冬は初冬、仲冬、晩冬に分けることができます。それぞれいつぐらいの事を示すのでしょうか?
- 初冬(立冬(11/7)から大雪の前日(12/6))
- 仲冬(大雪(12/7)から小寒の前日(1/5))
- 晩冬(小寒(1/6)から立春の前日(2/3))
ユミ
大雪前(12/6まで)使える12月上旬の時候の挨拶は?
上記の時候の挨拶が12/6まで使える時候の挨拶となっています。多くの言葉が「冬の始まり」を連想させるような感じなのがわかると思います。
ユミ
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大雪(12/7)から使える12月中旬あたりの時候の挨拶は?
- 寒気の候(12/7-1/5)
- 短日の候(12/7-12/21)
- 大雪の候(12/7-12/21)
主に12月中旬付近に使える短い期間しか使えない言葉ですね。
「大雪」とは二十四節気の一つでその期間しか使えない言葉ですがそれが逆にピンポイントの時候の挨拶として使うのもいいかもしれません。
ユミ
冬至(12/22)以降に使える12月下旬の時候の挨拶は?
歳晩の候、歳末の候などは年末っていう雰囲気がとても伝わる時候の挨拶だと思います。気候的に寒くてもまだ暖かくても使いやすい言葉ですので、この時期最も使われる言葉だったりします。
対して、「新雪の候」などはやはり雪が降る地域でないと使いづらいですよね。沖縄の知人に手紙を送る時にこの言葉を使うのはさすがに合わないと思います。
ユミ
12月によく使われている時候の挨拶は?
これだけの多くの時候の挨拶がありますが、よく使われている言葉やあまり使われていない言葉などがあります。
12月に一番多く使われる時候の挨拶は「師走の候」です。師走という単語が12月を簡単に連想しやすいことと、気候に関係しないで使える部分が理由でしょう。
次に多く使われているのが、「向寒の候」「厳寒の候」という言葉です。寒いという単語を持つ言葉は12月を連想しやすい所と、やはり時候の挨拶は気候を入れて季節感を出したいと思う方が多くいるからだと思います。
殆ど使われていない言葉も多々あります。いつかは忘れ去られてしまいそうな言葉なのですが、「極月の候」「短日の候」「霜夜の候」などですね。
最後に私が積極的に使ってしまいそうな時候の挨拶は「明冷の候」とかだったりします。明け方に冷え込む季節になりましたというのが12月らしくて良いと思います。
ユミ
12月の時候の挨拶の簡単な文例
- 拝啓 向寒の候、寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
- 謹啓 厳寒の候、皆様におかれましてはますますご清栄のことと存じます
- 拝呈 師走の候、◯◯様にはなお一層のご活躍のことと存じます
ユミ
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