朝顔の葉が黄色く変色してしまった原因を徹底解明！

小学生の夏休みの時に朝顔を育てたことがある方は多いでしょう。観察日記を書いたり絵を描いたりしたものです。

小学生でも育てることができる花ということで、朝顔は育てやすい花のイメージがあります。

しかし、実際に育ててみると意外と難しいことに気が付きます。特に葉が黄色く変色してしまうことが多いのです。これはどうしてなのでしょうか。

朝顔の葉は黄色く変色する原因を徹底解明していきましょう！

朝顔が枯れてしまった原因と復活させる方法はあるの？

朝顔の葉が黄色くなってしまう原因は？

水のあげすぎ

朝顔はたっぷりの水を必要とします。しかし、水のあげすぎは逆効果になってしまいます。

土がずっとぬれている状態が続くと、根っこが窒息して根腐れを起こしてしまうのです。これにより葉が黄色くなってしまうことがあります。

しっかり水やりをするのは大切ですが、受け皿に水が貯まらない程度にしましょう。

また、雨が降り続けると根腐れすることがあります。梅雨の時期は雨があたらない場所に置いておきましょう。

肥料不足

朝顔は非常に成長が早い植物です。そのため、肥料が足りなくなることが多いのです。栄養不足の状態に陥ることで葉が黄色く変色してしまいます。

朝顔を鉢に植え付けした場合は、1週間後に再び肥料を与えるようにしましょう。

病気

朝顔の葉が黄色に変色する病気があります。「つる割病」です。つる割病はカビの一種である病原体によるものです。土の中にある病原体が朝顔の根から侵入してしまうのです。

葉が黄色に変色するだけでなく葉っぱ全体がしおれてきて、根元の茎も割れてきてしまいます。つる割病に感染してしまうと、葉だけでなく全体が枯れてしまうのです。

双葉が黄色く変色しているのは問題ない？

朝顔の双葉が黄色に変色している場合は、水のやりすぎか水不足、肥料不足などが考えられます。

しかし双葉が変色していても茎がしっかり元気に成長していれば問題ありません。水が多すぎないか少なすぎないか確認して、水やりの量を調整しましょう。

朝顔や根付けしたから1週間たったら肥料を追加する必要があります。成長が早いため栄養不足になりやすいからです。肥料を全く与えずに葉が黄色くなっている場合は、少しずつ肥料を足してみましょう。

害虫

朝顔の葉が黄色く変色していた時には、よく葉の表や裏を見てみてください。小さな害虫がついているかもしれません。

朝顔には様々な害虫がつきます。アブラムシ、ホコリダニ、ハダニ、ナメクジなどの害虫が葉を食べてしまうのです。

そして食べられた部分から葉が弱って黄色く変色することもあります。そしてそのまま枯れてしまうのです。

黄色くなってしまった朝顔の葉はどうするのがいいの？

朝顔の葉が黄色くなってしまった場合には、「黄色くなった葉だけを取り除く」、もしくは「株ごと抜きとる」必要があります。

水不足や栄養不足により葉が黄色く変色して枯れてしまった場合、また虫に食べられて枯れて黄色く変色したしまった場合は、その変色した葉っぱだけを取り除きます。

それ以外の葉や花は元気に成長を続けるでしょう。

しかし、朝顔の葉の病気である「つる割病」によって葉が黄色く変色している場合には、その葉だけを取り除いても不十分です。

つる割病の場合には全体に病原体が感染しているからです。株ごと抜きとり処分しなくてはなりません。

また土も一緒に処分すると良いでしょう。他の元気な朝顔にも病原体が感染しないようにしてくださいね。

つる割病の特徴はその名前の通り、つるが割れてしまう病気です。茎の根本部分が割れてしまう時は病気の可能性が高いので、株ごと抜きとりましょう。

まとめ

小学生の夏休みの課題にもなる朝顔は、育てるのが簡単な植物だと思われがちです。

しかし、意外と水やりの量や肥料の量など、気を遣わなくてはいけないポイントがたくさんあります。上手に育てないとすぐに葉が黄色く変色してしまう特徴もあります。

大抵の場合は変色した葉を取り除くだけでOKですが、病気に感染している場合には株ごと処分するようにしてくださいね。

朝顔が枯れてしまった原因と復活させる方法はあるの？

朝顔の寿命ってどれぐらいなの？種類によって大きく違う？