暑い夏の朝に一斉に花を咲かせる朝顔。夏の風物詩の一つですよね。毎年朝顔を育てるのを楽しみにしている方も多いと思います。
お子様の学校の課題として育てているご家庭も多いでしょう。朝顔はとても育てやすい植物と言われているのですが、やはり枯れてしまうこともあります。
せっかく育てた朝顔が枯れてしまうのは悲しいですよね。その原因を知って繰り返さないようにしたいものです。
ここでは朝顔の枯れる原因と復活方法を解説していきたいと思います。
朝顔の花が咲かない理由は3つの原因があるSponsored Link
朝顔が枯れてしまった原因は?
強い日に当てすぎ
朝顔を育てる時に勘違いしやすいのが、朝顔はとにかく太陽の光に当てたほうが良いという考えです。朝顔は寒さが苦手で高温を好む植物です。しかし、強い日に当てすぎるのは良くありません。
朝の太陽の光は良いのですが、午後のジリジリ照り付ける強い日や、厳しい夕方の西日などは朝顔にダメージを与えてしまいます。
強い日に当たることで枯れてしまうこともあるでしょう。
水不足
朝顔は毎日元気な花を咲かせるために、たくさんの水分を必要とします。だから水やりを忘れてしまうとすぐに枯れてしまうのです。
1日1回たっぷりの水を与えましょう。しかし、受け皿に水が貯まった状態は根腐れの原因になるので良くありません。受け皿の汚れた水はきちんと捨てるようにしてくださいね。
根詰まり
朝顔はとても成長が早い植物です。鉢が小さすぎると根が詰まった状態になってしまいます。すると成長が妨げられてしまうため、全体的に枯れてしまうことがあります。
成長することを考えて、大きな鉢に植えると良いでしょう。
Sponsored Link
枯れかけている朝顔を元気にする方法とやってはいけない事は?
枯れた葉を取り除く
大切に育てた朝顔が枯れてきてしまうと、非常に悲しいですよね。でも、枯れかけている状態であれば元気に復活させる方法もあります。
昨日まで元気だった朝顔の葉が急に全て枯れてしまうということはないでしょう。徐々に下の方から黄色に変色して枯れていきます。
そんな枯れた葉っぱを見つけた時には、その枯れた葉っぱだけを取り除いていきましょう。枯れてしまった葉自体は、もう光合成をすることはできないのです。
枯れた葉だけを取り除くことで、他の元気な葉が丈夫に育っていくでしょう。
肥料を与えるのはNG!
朝顔はしっかり栄養を与えないと枯れてしまうことがあります。でも、枯れている状態に肥料を与えるのはNGです。
枯れているということは、朝顔の根も葉も弱っている状態です。そこへたっぷりの肥料を与えてしまうと、その刺激によりさらに枯れてしまうこともあるからです。
まずは枯れた葉を取り除いて様子を見て少しずつ復活するのを待ちましょう。その後に肥料を与えるようにしましょう。
二学期に朝顔を学校に持っていくのに枯れていてもいいの?
朝顔を育てるのは、小学校の夏休みの宿題の定番ですよね。毎日水やりをして、どんなふうに成長したのか日記や絵に描いて提出するものです。
そして夏休みが終わり、二学期が始める時に朝顔を学校に持っていくのです。
しかし、夏休みが終わった時点ですでに枯れてしまっていたらどうすれば良いのでしょうか。簡単に育てることができる朝顔なのに、枯らしてしまうなんて…と落ち込んでしまう親御さんも多いでしょう。
でも小学校の朝顔は枯れても問題ありません。もちろん枯れたままで学校に持っていきましょう。
なぜなら、小学校ではきれいな花を咲かせた状態の朝顔だけを観察したり絵に描くわけではないからです。
小さな種を土に植えた段階から、枯れて種がとれるまでの一連の成長を観察するのが本当の目的なのです。だから、枯れてしまった状態も大切なのです。
枯れた状態で持ってくる人は意外と多いものです。特に心配する必要はないでしょう。
まとめ
朝顔はとても育てやすい花の代表のように言われます。お日様があたる所に置いておいて毎日水をあげていれば元気に育ってくれるイメージがあります。
しかし、朝顔は意外とデリケートな花なのです。水も肥料もお日様の光も多すぎても少なすぎても良くありません。
そのことを理解して、できるだけ枯らさないようにしたいですね。もし枯れてしまった時は枯れた葉っぱだけを取り除くようにすると良いでしょう。
朝顔の花が咲かない理由は3つの原因がある 朝顔の葉が黄色く変色してしまった原因を徹底解明! 朝顔の寿命ってどれぐらいなの?種類によって大きく違う?Sponsored Link
コメントを残す