赤、ピンク、黄色、オレンジとたくさんの色の花を咲かせるポピー。小さな花が風にゆれる様子はとても可愛らしく癒されます。
そんなポピーを育ててみたい方は多いはず。お庭やベランダにポピーがあったら素敵ですよね。
でも、どうやって育てれば良い？いつ種をまけば良いの？と疑問もあるでしょう。ここでは、ポピーの基本の育て方、種まきについてご紹介したいと思います。
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ポピーの種について
種まきの時期はいつがベスト？
ポピーは春先から初夏の頃まで比較的長い期間楽しむことができる花です。4月～7月が開花時期となっています。
種まきの時期は9月～10月がベストです。
咲き終わったポピーからとった種でも、買ってきた種でもOKです。お庭に地植えするのはもちろん、プランター栽培も可能です。
水はけの良い土を使い、日当たりと風通しの良いところにおきましょう。
ポピーの種って一昨年のとかでも芽が出るの？
「ポピーの種を撒いたのになかなか芽が出ない…」という場合には、もしかしたら古い種である可能性があります。
古い花の種は芽が出ないことがあるのですが、特にポピーの種は古いものだと発芽率が低くなるのです。
一昨年の種の場合には芽が出ない可能性が高いでしょう。数年前に買ったポピーの種などは、せっかく撒いても発芽しないかもしれませんね。
ポピーの花は春に開花して夏ごろ終わります。その花からとれた種は、その年の秋に撒くのが良いですね。
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ポピーはとても生命力の強い植物です。庭にポピーを植えていると、種がこぼれてそのまま次の芽が出ることも多いです。
でも、他の場所に広げたり、プランター栽培をするのであれば、しっかり種をとっておくと良いでしょう。非常に小さい粒なのでこぼれないように丁寧にとりましょう。
またポピーの種は古くなると発芽しにくくなります。一番良くないのは乾燥することなので、ジップ付の保存用ビニール袋などにきちんと入れておくと良いですね。
さらに種がとれる時期は気温が高いので、冷蔵庫に入れて保存しておくようにしてくださいね。
ポピーの種まきについて注意することは？
土をかぶせてはいけない？
ポピーの種まきをする時に気を付けたいのは、土をかぶせないことです。
ポピーの種は「光発芽種子」です。光の照射により発芽する種なのです。光発芽種子としてはレタスが有名ですよね。
ポピーの種は、たっぷりの太陽の光を浴びる必要があるので、土をかぶせてしまうと良くないのです。
土をかぶせずそのまま水を与えていると、2～3週間で発芽するでしょう。
栽培していい種類は？
ポピーを栽培する時に注意しなくてはいけないことがあります。
それは栽培が禁止されている種類のポピーもあるからです。詳しくはこちらをチェックしてみてくださいね。
種が流れないようにする！
ポピーの種をご覧になったことがありますか？とても小さい粒ですよね。そのため、種を撒いてすぐに水をかけると、小さな種があちこちに流れてしまうことがあります。
種を撒く時には、あらかじめ土に水をまき、湿らせた状態にしておくと良いです。その後に水やりをする時に、種が流れないように静かに水を与えるようにしましょう。
あんぱんの上に乗ってるのはポピーの種⁉
あんぱんの上に乗っているポツポツ。実はポピーの種が使われていることがあります。
ポピーの種は「ポピーシ―ド」と言い、スパイスとして売られています。ナッツのような独特の香りがするのですが、見た目の良さもあります。
焼き菓子やパンや焼き料理の仕上げに使われているのです。また、お節料理の「松風焼き」や「田作り」などにも使われます。
ポピーの種の雑学として覚えておいてくださいね。
ユミ
まとめ
ポピーの育て方や種まき方法についてご紹介してきました。ポピーは非常に生命力の強い植物です。
種まきをしなくても、いつのまにか増えていることも少なくありません。
でもきちんと希望通りの場所にきれいなポピーを咲かせるためには、正しい種まきと育て方をしたいですね。
しかし種類によっては栽培が禁止されているものもあるので、十分注意してくださいね。
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