ゴーヤの栄養と効能は凄い!でも食べ過ぎには注意?

効果効能に優れた夏野菜は多いですが、ゴーヤもその一つ。

特にゴーヤの苦味成分には優れた効能があります。それ以外にもビタミンCやカリウムなど体に嬉しい成分がたくさん含まれているのです。

でも食べすぎると色々な悪影響が出ることもあるので注意が必要です。ここではゴーヤの栄養と効能についてご説明していきましょう。

ゴーヤは生で食べられる?オススメの生食レシピは?

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ゴーヤの栄養と効能は?

100gあたりの栄養価は?

  • 炭水化物3.9g
  • デンプン0.3g
  • 食物繊維2.6g
  • 飽和脂肪酸0.01g
  • 一価不飽和0.02g
  • 多価不飽和0.04g
  • タンパク質1.0g
  • ビタミンA相当量17 μg
  • β-カロテン160μg
  • チアミン(B1)0.05mg
  • リボフラビン(B2)0.07mg
  • ナイアシン(B3)0.3mg
  • パントテン酸(B5)0.37 mg
  • ビタミンB60.0 mg
  • 葉酸(B9)72μg
  • ビタミンC76mg
  • ビタミンE0.8 mg
  • ビタミンK41μg
  • ナトリウム1mg
  • カリウム260mg
  • カルシウム14mg
  • マグネシウム14mg
  • リン31mg
  • 鉄分0.4mg
  • 亜鉛0.2mg
  • 銅0.05mg
  • 水分94.4g
  • 水溶性食物繊維0.5g
  • 不溶性食物繊維2.1g
  • ビオチン(B7)0.5µg

ゴーヤを食べることで期待される効能は?

ゴーヤは非常に体に良い夏野菜です。注目の栄養成分は「ビタミンC」「カリウム」「食物繊維」「苦味成分」。

ゴーヤにはトマト約5倍、レモンの約3倍の「ビタミンC」が含まれています。ビタミンCは体の老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。

アンチエイジング効果や美肌効果にも優れた成分です。さらに免疫を高めて風邪を予防する効果もあります。

ゴーヤの苦味成分であるククルビタシンにも風邪予防の効果があるので、風邪予防や夏バテ防止にゴーヤを食べる方が多いのも納得です。

「カリウム」は体に溜まった不要な塩分などの排出を促す効果があります。高血圧やむくみ予防に効果を発揮します。

ゴーヤには「不溶性植物繊維」が豊富に含まれていることから、便秘解消や腸内環境を整えてくれる効果があるのです。

さらにゴーヤの独特な苦味の原因である「苦味成分」にも効能があります。

食欲増進や自律神経を整えて気分を安定させたり頭痛をやわらげる効果があります。さらに生活習慣病やがん予防、血糖値を下げる効果もあるのです。

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ゴーヤの食べ過ぎは体に悪い?

胃痛や下痢の原因になる?

優れた効能を持つゴーヤですが、食べすぎると逆効果になることもあるのでご注意を。ゴーヤを食べすぎると胃痛や下痢の原因になることがあります。

ゴーヤの苦味成分であるモモルデシンは、胃液の分泌を促すことで食欲を増進してくれる効果があるのですが、食べすぎると胃液が過剰に分泌されることになってしまいます。胃に負担がかかり胃痛になることもあるのです。

また、ゴーヤは非常に水分が多い野菜です。食べすぎると体が冷えてしまい下痢の原因になることもあるでしょう。

体が冷える?

ゴーヤは暑い時に食べると体を冷やして涼しくしてくれる効果があります。でも食べすぎると冷えてすぎてしまうこともあるのです。

冷え症の方や、クーラーの中で仕事をする方などは、特にゴーヤの食べ過ぎには注意が必要ですね。

流産を起こしやすくなる?

「ゴーヤを食べると流産する」と言われることがありますが、これもゴーヤの食べ過ぎによる体の冷えが原因です。

妊婦さんとって体が冷えることは一番の大敵です。だから、体を冷やしやすいゴーヤを懸念する意見もあるのです。

でも、食べ過ぎなければゴーヤは妊婦さんに嬉しい栄養がたっぷりなのでオススメの野菜です。ビタミンC、カリウム、食物繊維、葉酸など、妊婦さんが摂り入れたい栄養が豊富に入っています。

1日に食べるゴーヤの適量は?

はてな

ゴーヤはとても健康効果のある野菜ですが、食べすぎると悪い影響が出てしまいます。それでは1日にどれくらいの量なら食べ過ぎにならないのでしょうか。

実はゴーヤは1日〇本までという明確な決まりはありません。毎日2本食べても健康的という方もいれば、1日1本だとお腹の調子が悪くなる方もいます。

ゴーヤの食べ過ぎによる影響は、胃痛、下痢、冷えなどです。胃腸が弱い方や冷え性の方は量を控えるようにしてくださいね。

まとめ

ゴーヤは夏バテの時や疲れている時に食べると元気が出る野菜です。栄養成分を調べてみると、納得の効能があることがわかりました。

特にゴーヤの苦味成分にはたっぷりの栄養が詰まっているのです。

食欲増進効果から生活習慣病やがんの予防、アンチエイジング効果まで嬉しい健康効果、美容効果がある野菜です。毎日の食事に取り入れていきたいですね。

でも、食べすぎると胃痛や下痢、体の冷えなどの悪影響が出てしまうことがあるので注意してくさい。

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