いかなごの釘煮がまずい!作り方で失敗しないようにする方法とは?

いかなごのくぎ煮の画像

関西の方はいかなごと言えば「いかなごの釘煮」を思い浮かべるでしょう。

いかなごを生姜と一緒に甘辛く煮込んだ佃煮のようなものです。兵庫県の郷土料理です。ご飯のお供に最高の一品ですね。

商品化されたいかなごの釘煮も売られていますが、自宅で作る方も多でしょう。保存食になるので重宝しますよね。

ところが、いかなごの釘煮は成功させるのが結構難しいんです。

ここで、いかなごの釘煮の失敗あるあるをご紹介しながら、上手に作れるコツをお教えしたいと思います!

レシピいかなごの釘煮がまずい!作り方で失敗しないようにする方法とは?

 

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イカナゴの釘煮を作る上で失敗あるある!

恥ずかしがる女性

鍋にこびり付いて剥がれなくなる!

いかなごに限らず、佃煮を作る時に難しいのが火を止めるタイミングです。

早すぎるとただの煮物になってしまうので、水分がなくなってからしっかりテカリがでるまで煮詰めなければいけません。

でも、このタイミングを誤ってしまうと、焦げ付いてしまいます。

いかなごは特に焦げ付きやすいので、鍋にこびり付いてしまうのです。

対処法としては、とにかく火をつけている時には目を離さないことです。こびり付きそうになったらすぐに火を止めるようにしましょう。

何か柔らかかったりボロボロ崩れてしまう

いかなごの釘煮は歯ごたえのある適度な固さが特徴です。しかし、どうしても柔らかくなったり、ボロボロしてしまうのも、いかなごの釘煮の失敗あるあるです。

しっかりした固さと、崩れず一匹のままの姿に仕上げるにはどうしたら良いのでしょうか。

まず1つ目は、鮮度の良いいかなごを使うことです。

鮮度が悪いとコシがなくふにゃっとしてしまいます。このようないかなごは、どんなに上手に調理しても歯ごたえよく仕上げるのが難しくなるのです。

もう1つの対処法としては、完成した後にうちわなどで冷ますことです。このひと手間により適度な固さに仕上げることができます。

旨みが出ない!

どうしても自分でいかなごの釘煮を作ると旨みが出ないということがあります。それは味付けの良し悪しではなく、いかなご自体の旨みが出ていないのかもしれません。

いかなごを使う時には、冷水でさっと洗います。この時には時間をかけて洗ったり、水につけてしまうと巧みと鮮度が落ちてしまうのです。

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イカナゴの釘煮を失敗しないための絶対に守るべき事とは?

レシピ

新鮮なうちに調理する

いかなごを調理する時には、鮮度が非常に重要です。

鮮度が落ちるとコシが失われてしまい歯ごたえのある美味しいいかなごの釘煮になりません。また、鮮度が落ちることで旨みも落ちてしまいます。

買ってきたらすぐに調理して、新鮮な旨みを味わいたいですね。

いかなごは調味料と同時に入れる

まずお鍋に醤油、砂糖、みりん、酒などの調味料を入れて煮立たせます。

その後、いかなごを投入します。この調味料と同時に入れるというのが、成功させるポイントです。

いかなごを鍋に入れる時には、どさっと全部入れるのはNGです。パラパラと少しずつ入れましょう。できるだけ大きな鍋を使うと良いですね。

絶対に箸でかき混ぜない!

煮ものや佃煮を作る時には箸でかき混ぜたくなりますが、いかなごの場合には絶対にNGです!

箸で触ると、いかなごがボロボロと崩れてしまい団子状態になってしまいます。くっつきそうになったら、鍋を静かにゆするようにします。

いかなごを鍋に入れてから完成するまで、絶対に触らずに見守りましょう。

しっかり灰汁をとる!

いかなごにはどうしても魚の生臭さがあります。生姜を入れることでだいぶ軽減されるのですが、灰汁を取ることも重要です。

火をつけたらそのまま放置するのではなく、こまめに灰汁を取ってあげると臭みのない仕上がりになりますよ。

いかなごの釘煮は作り置きに最適!

イカナゴ

上手に作るのが難しいいかなごの釘煮ですが、非常に日持ちが良いという魅力があります。昔は大量に作って、半年くらいは食べていたんです。

半年まではちょっと心配ですが、冷蔵庫保存であれば2カ月は美味しく食べることができます。常温保存でも1ヶ月はOKです。

冷凍保存する場合にはラップに包んでから、ジップ付保存袋に入れて保存しましょう。半年は食べることができて便利です。解凍する時には自然解凍してくださいね。

いかなごのくぎ煮の画像いかなごのくぎ煮は日持ちするのか?賞味期限は意外と長い?

まとめ

ここまで、いかなごの釘煮を上手に作る方法を考えてきました。とても美味しい佃煮ですが、作り方がちょっと難しく失敗することが多いレシピなのです。

最後に失敗しないコツをまとめましょう。

  • 鮮度の良いいかなごを使う
  • 洗いすぎない
  • 調味料を一緒に入れる
  • パラパラと鍋に入れる
  • 絶対に箸でかきまぜない
  • しっかり灰汁を取る
  • 焦げ付かないように見守る

 

ぜひこのポイントをおさえて、美味しいいかなごの釘煮をマスターしてくださいね!

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