高級食材として秋の時期にスーパーでも見かける事ができる松茸。独特な香りが魅力的で、贅沢なひと時を楽しませてくれますね。
でも国産の松茸は高くても中国産は易く購入できるとして、食べた方も多いと思われます。そんな時「中国産は変な臭いがする」なんて感じた方はいらっしゃいませんか。
今回は中国産の松茸は安く購入できるけれど、臭い匂いがあり危険となっている事についてご紹介致します。
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中国産の松茸が安い理由は?
秋の時期になると国産の松茸だけでなく中国産の松茸を観かける事もできますよね。でも価格を観て驚いた方も多くいらっしゃいますよね。
国産松茸は1本数万円する事もあるのに、中国産は1000円程でも購入する事ができますよね。どうして中国産松茸はこれ程安く売られているのか不思議に感じてしまいますよね。
松茸は日本しか需要があまりない
日本では松茸は「秋の味覚」として重宝されていますが、根本的に松茸を食べる習慣がある国は世界広しと言えど日本だけなのです。
特に松茸は味も重要ですが「香りを楽しむ」食材ともなっています。
しかしこの「香り楽しむ」食文化も日本独特の文化となっており、松茸の需要は日本だけとなっている事が中国産松茸を安く購入できる秘訣となっています。
日本よりも松茸が生育する環境が現存しているから
松茸の育成には赤松が欠かせない存在となっています。
しかし、この赤松自体が伐採によって減少している日本では、松茸がほとんど収獲する事ができない事で多高級食材となっています。
中国では赤松が伐採される事なく残っている事で大量に松茸を収獲する事ができます。また松茸は腐葉土が多いと育成し難い性質があります。
中国の土壌環境は腐葉土が少なく松茸が育成し易い環境となっている事で松茸を多く収穫できる面も安く購入できる秘訣です。
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中国産の松茸が臭いと言われる理由とは?
中国産の松茸は国産の松茸とは異なり「臭い」と感じる方が多いですよね。
どうして臭いのか理由があるのです。
輸入松茸は土を綺麗に取り除かなくてはいけない→香りが失われる
国産松茸を購入された方であればご存知かと思われますが、松茸にはほんのりと土が付着していますよね。さらに調理する際にもしっかりと洗わず、表面を軽く洗うだけの下処理となります。
これは松茸の魅力とも言える「香り」を損なわせない為です。
中国産松茸は輸入時、松茸に付着している土がしっかりと洗浄された状態となっています。
輸入における「菌や害虫予防」が大きな目的とされており、松茸の香りがほとんど抜けてしまっている事で、臭いと感じてしまうのです。
失われた香りを人工甘味料などでつけているから
中国産松茸を輸入する時は香りが抜けない様にかさが開いていない状態の物が輸入されています。しかし店頭で販売される時もかさは閉じたままとなっており、松茸の香りを楽しむ事ができません。
さらにしっかりと洗浄された状態となっている事で、香りが抜けてしまっています。
その為、中国産松茸は「人工香味料」が使用されています。この人工香味料は独特な香りがあり、臭いと感じてしまうのです。
中国産の松茸が危険だと言われる理由は?
中国産松茸は臭いと感じるだけでなく「危険」とも言われています。まず2002年に残留農薬が検出された事で、厚生労働省から通達が行われてる事実があります。
そして香り付けに使用されている「人工香味料」も健康的に安全なのか気に掛かってしまいます。また松茸に関わらず「中国産」と記載されている食材は懸念してしまいますよね。
あとがき
中国産松茸は国産松茸よりも安く購入する事ができますが、国産松茸よりも香りを楽しむ事ができない上、人工香味料によって臭く感じてしまいます。
焼き松茸にすると臭いが気に掛かってしまいますが、土瓶蒸しや炊き込みご飯といった調理法であれば、それ程臭さが気に掛からず食べる事ができます。
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