毎朝、欠かさず牛乳を飲む方は多くいらっしゃいます。
特に成長期に欠かせない栄養がたっぷりと含まれている事で、子供には積極的に飲んで欲しい食材ですよね。
さて、いつも同じ牛乳を飲んでいても「いつもと違う匂いがする」と感じた方はいらっしゃいませんか。賞味期限を確認してもまだまだ大丈夫ですし「腐っている?」と思ってしまいますよね。
今回は【どうして牛乳がいつもと違う匂いがするのか?】【原因は腐っているワケではない】という事についてご紹介致します。
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牛乳がいつもと違う匂いがする気がする理由は「匂い移り」が原因!
毎日、同じ銘柄の牛乳を飲んでいる方も多いですよね。でも、「いつもと匂いが違う」と違和感を感じた事がある方もいらっしゃいますよね。
匂いが違うと「腐っているのでは?」と誰しもが感じてしまいますよね。でも、これは腐っているのではなく明確な原因があるのです。
それは【匂い移り】が大きな原因となっています。牛乳を保存する時、冷蔵庫内での保存が一般的となります。
しかし冷蔵庫は牛乳だけでなく、ジュースや食材、調味料とさまざまな物が混在して保存されています。
この、冷蔵庫内に保存されている物の匂いが牛乳に移る事で、いつもと異なる匂いがする事があるのです。
牛乳パック用キャップなどを使えばある程度は匂い移りは防げる!
牛乳を開封してから飲み切る事はほとんどありませんよね。その為、開封した口から匂いが移ってしまいます。
つまり、開封した口を塞ぐ事で匂い移りを防ぐ事がある程度できるのです。海鮮した口に牛乳パック用のキャップを被せると、匂い移りを防止する事ができます。
完全にシャットアウトできるワケではありませんが、「変な臭いがする」と感じさせない程度は軽減させる事ができます。
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実は未開封の牛乳でも匂い移りが起こる可能性がある?
「まだ未開封だから匂い移りの心配はないだろう」と感じる方が多いと思われます。しかし、未開封の牛乳であっても匂い移りが起こる可能性があります。
牛乳パックの内側はポリエチレンでコーティングされています。このポリエチレンは匂いの分子を通過させてしまうのです。
匂いの分子は非常に小さい事で、冷蔵庫内にある食材の匂いが移ってしまうのです。
特に冷蔵庫内に柑橘類のジュースや漬物といった匂いが強い物を冷蔵庫で保存させておくと、未開封であっても匂い移りが起こる可能性があります。
匂い移りを防ぐなら瓶に入っている牛乳?
パックに入っている牛乳だと匂い移りが起こってしまう可能性があるので瓶に入っている牛乳なら大丈夫なのでは?と思いますよね。
瓶は匂いの分子を通さない構造となっているので、瓶の牛乳であれば匂い移りの心配はありませんよね。
あとがき
牛乳から変な臭いがする原因は冷蔵庫内の食材の匂いが移ってしまう「匂い移り」という現象によるものです。
匂いの強い食材を保存する時には、匂いをしっかりとシャットアウトできる容器で保存させると、匂い移りを軽減させる事もできます。
それでも、匂いが気に掛かる場合には瓶に入った牛乳を飲む事も、一つの改善策となりますね。
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