牛乳は冷蔵保存が必要な食品ですよね。でも、購入してからすぐに帰宅できなかったり、冷蔵庫に入れるのを忘れてしまったりなんて経験はありませんか。
そうなると気に掛かるのが「牛乳が腐っていない?」という事ですよね。不安を感じた方の中には勿体無いけれど捨てた!なんて方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は【牛乳を常温で保存した場合、何時間腐らないのか?】という事についてご紹介致します。
牛乳の種類や未開封かによって変わる!
牛乳は基本的に冷蔵保存です。しかし、さまざまな理由によって常温で放置してしまう場合があります。
そんな時、どれ位の時間で腐らないのかについてご紹介致します。まず牛乳の種類によって異なります。
高温殺菌で未開封なら半日程度は保つ!
高温殺菌は「120~130℃で2~3秒」で殺菌された牛乳です。低温殺菌よりも保存性に優れています。
高温殺菌の牛乳は【夏の猛暑のような暑さで無いかぎり半日ほど常温保存が可能】となっています。
ただ、これは未開封状態の場合です。
既に開封された牛乳は殺菌が繁殖し易くなっているので、常温保存した場合は飲まない方が良いですね。
低温殺菌だと腐りやすいので常温だとあまり保たない
牛乳には【低温殺菌と高温殺菌】という種類があります。
低温殺菌は「60℃で30分」殺菌された牛乳です。これは牛乳に含まれている酵素を死滅させないように低温で殺菌されています。
その為、低温殺菌の牛乳は【常温保存だとあまり保つ事はできません】。
Sponsored Link
牛乳が腐っているかまだ飲めるかの見分け方は?
牛乳を長い時間常温保存した時「まだ大丈夫かな?」という疑問をかんじてしまいますよね。
そこで牛乳がまだ飲む事ができのかの見分け方をご紹介致します。
【ドロドロになっている】
飲む事ができる牛乳はサラサラとしていますが、腐っているとドロドロとヨーグルト状になってきます。
このような状態の場合は、飲む事ができません。
【黄色くなる】
飲む事ができる牛乳は白い状態となっています。しかし、腐ってくると黄色く変色してきます。
【酸っぱい匂いがする】
酸味のような匂いがする場合には腐っているので、飲む事ができません。
【苦味がする】
牛乳はコクが美味しさとなりますが、苦味があると腐っています。
腐っているか判断がつかない牛乳はお風呂として使うといいかも!
常温保存してしまった牛乳がまだ飲む事ができるのか?腐っているのか判断できない場合もありますよね。
牛乳は細菌の繁殖が非常に速い食品となっています。
「大丈夫」と思い飲んでしまっては腹痛や嘔吐を始め、食中毒になる危険性もあります。
「あやしい」と感じたら捨てる事が大切ですね。
もしくは飲むのではなく【牛乳風呂】として楽しむのも良いですね。牛乳風呂は高い美容効果を得る事ができます。
あとがき
牛乳を常温で放置してしまっても、よっぽど気温が高くなければ半日程は保存が効いており問題無く飲む事ができます。
ただ牛乳には「低温殺菌」と「高温殺菌」の2種類がありますので、低温殺菌の場合は避けた方がよいと思われます。
また牛乳の状態が少しでもおかしいと感じたら、腐っている可能性が高いので、飲む事は避けた方が良いですね。
▶ 牛乳がいつもと匂いが違う気がする?腐っている?真相はこうだった!
▶ 牛乳の代用品と言えばスキムミルクや豆乳?どう違うの?
▶ 牛乳は塩分が含まれているのに減塩効果がある?どういう事?
▶ 牛乳は酸性食品?それともアルカリ性食品?どっちなの?
Sponsored Link
コメントを残す