みなさんは、納豆のタレを入れてから混ぜていますか?混ぜてからタレを入れていますか?
何気なく食べているから気にしたことがない方も多いかもしれませんね。しかし、タレの入れ方で美味しさが変わるかもしれないのです。
ユミ
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納豆のタレを先に入れてから混ぜる派の意見は?
混ぜやすくなる
納豆のタレを先に入れる派の方の多くは、「タレを先に入れてしまった方が混ぜやすいから」という意見を持っています。
タレがしっかり納豆に行き渡る感じがするので、先に入れるという方が多いです。
タレを先に入れてしまった方が、納豆の上のフィルムと一緒にポイと捨てることができるので便利という意見もありました。
また、ふっくらした感じが嫌な方はタレを先に入れると良いです。
孤独のグルメで五郎さんはそうやっていた
人気ドラマ「孤高のグルメ」で井之頭五郎さんは、納豆を混ぜる前にタレをかけていました。「私も同じタイミングで入れている」と賛同する意見が多かったのです。
確かに五郎さんがやっているのなら、正しい感じがしますね。
納豆のタレは混ぜた後に入れる派の意見は?
断然味が違う!
納豆をかき混ぜた後にタレを入れる派の方の意見は、「味が美味しくなる」ということです。
かき混ぜる前の納豆には白いものがありますよね。これは被りと呼ばれるものなのですが、うまみ成分であるアミノ酸なのです。
あまり気にせずに食べていた方も多いと思いますが、この被りこそが納豆の美味しさの秘密なのですね。
これをかき混ぜることで豆に均一にうまみが行き渡るのです。さらにタレの味もなじみやすくなります。
タレを先にかけてしまうと、このうまみ成分が流されてしまうと言われています。
美味しんぼでは混ぜた後入れないと美味しくないと力説していた
人気グルメ漫画「美味しんぼ」でも納豆のタレを入れる理想的なタイミングは、かき混ぜた後となっていました。
「納豆はまずよくかきまぜる」「白い糸が増えてきて納豆全体が固くなったたれを入れる」これで美味しさが変わると語られていました。
かき混ぜることで納豆本来の美味しさが引き出されるのですね。
全国納豆協同組合連合会の見解は?
全国の納豆製造業者による「全国納豆共同組合連合会」という業界団体があります。この団体の見解はどうなっているのでしょうか。
全国納豆協同組合連合会の広報の方のお話によると、やはりタレは後から入れた方が理想的ということでした。
ふっくらとした仕上がりになり、うまみ成分が引き出されるという理由でした。タレを先に入れてしまうと、納豆独特のふっくら感が半減してしまうのです。
しかし、納豆の栄養効果についてはタレを先に入れても後に入れても変わらないともコメントしていました。自分で美味しいと思った入れ方をすれば良いでしょう。
ユミ
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私の意見は?
タレを先入れる派、後に入れる派の意見をご紹介してきました。みなさんはどちらの方法がお好みですか?
私は今までタレは面倒なので先に入れていました。しかし、ふっくら感のある納豆が好きなので、これからは納豆のうま味とふっくら感を引き出せるように、後から入れてみたいと思いました。
納豆はかき混ぜる回数も大事!
納豆はかき混ぜる回数によっても美味しさが変わります。農林水産省食品総合研究所が、納豆をかき混ぜる回数についての実験を行いました。
その結果によると、100回かき混ぜるとアミノ酸の量が1.5倍、うま味成分が2.3倍になりました。200回かき混ぜるとアミノ酸の量が2.5倍、うま味成分が3.3倍になることがわかりました。
毎回100回以上かき混ぜるのはちょっと大変ですが、ぜひ一度試してみてくださいね。今までにない美味しい納豆に出会えるかもしれません。
あとがき
ここでは、納豆のタレの入れ方についてご紹介してきました。
いつも何気なくタレを入れて食べていると思いますが、納豆をかき混ぜてからタレを入れた方が、うま味とふっくら感が増すということを覚えておきましょう。
また、100回を目安にしっかりかき混ぜることで、さらにうま味が増すことも実証されています。毎日の納豆がもっと美味しくなりそうですね。
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