疲労回復、体力増強に効果的なにんにく。にんにくを食べると美味しいだけでなく元気が出る気がしますよね。
実際にんにくは栄養価が高い食品です。様々な健康効果があります。でもその栄養成分が食べ過ぎるとデメリットにもなってしまうので注意しなくてはいけません。
ここでは、にんにくの栄養効果と食べ過ぎによるデメリットをまとめていきたいと思います。
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にんにくの栄養と効能について
にんにくの栄養価は?
にんにく100gあたりの成分を見てみましょう。
- 炭水化物 27.5g
- 食物繊維 6.2g
- 脂肪 0.9g
- 飽和脂肪酸 0.13g
- 一価不飽和 0.03g
- 多価不飽和 0.29g
- タンパク質 6.4g
- β-カロテン 2μg
- チアミン(B1) 0.19 mg
- リボフラビン(B2)0.07mg
- ナイアシン(B3) 0.7 mg
- パントテン酸(B5) 0.55mg
- ビタミンB6 1.53mg
- 葉酸(B9) 93μg
- ビタミンC 12mg
- ビタミンE 0.5mg
- ナトリウム 8mg
- カリウム 510mg
- カルシウム 14mg
- マグネシウム 24mg
- リン 160mg
- 鉄 0.8mg
- 亜鉛 0.8mg
- 銅 0.16mg
- セレン 1μg
- 水分 63.9g
- 水溶性食物繊維 4.1g
- 不溶性食物繊維 2.1g
- ビオチン 2.0µg
にんにくを食べることで期待できる効能は?
疲労回復
にんにくの栄養成分であり、にんにくの臭い成分でもある「アリシン」には多くの健康効果があります。まず一つ目は疲労回復効果です。
にんにくパワーと言えば、やはり疲労回復と体力増強効果ですよね。
「アリシン」には胃液の分泌を促進したり代謝を高める効果があります。さらに「ビタミンB1」も疲労回復に効果的です。
がん予防
さらに「アリシン」にはがん予防や免疫力を高める効果があります。にんにくを食べていれば風邪知らずの効果もあるのです。
冷え解消
「アリシン」「スコルジニン」は血管を拡張する効果があります。血液の循環をスムーズにして冷え性を改善してくれるのです。
だからにんにく料理を食べると体がポカポカするのですね。冷え性でお悩みの方に嬉しい効果です。
整腸効果
「アリシン」は腸の働きを活発にする働きがあります。消化を促す効果もあるので、便秘にも下痢にも効果的なのです。さらに、にんにくには殺菌作用があることから、悪玉菌を減らして善玉菌を増やす整腸効果もあるのです。
便秘にお困りの方は、毎日の食事ににんにくを取り入れたいですね。
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にんにくを食べ過ぎると起こりうるデメリットは?
下痢や腹痛
にんにくに含まれる「アリシン」は抗菌、殺菌効果があるため、下痢や便秘などの原因になる悪玉菌の力を抑えて腸内環境を整えてくれる効果があります。
しかし、にんにくを食べすぎてしまうと必要な善玉菌まで抑制してしまうのです。これにより腸内環境が悪化し、下痢や腹痛になってしまうことがあるのです。
胃もたれ
臭い成分である「アリシン」はとても刺激が強い成分です。
そのため食べすぎると消化器が炎症を起こしてしまうことがあるのです。これにより胃もたれや胃痛を感じることがあります。
発熱
にんにくは免疫力を高めて風邪を予防する効果があります。しかし食べすぎてしまうと発熱することもあります。
にんにくは食べすぎると肝臓に負担を与えてしまうのです。これにより肝機能障害が起きて発熱することもあります。腹痛や胃痛に比べると稀なケースとされていますが、覚えておきたい症状ですね。
日に食べるにんにくの適量ってどのぐらいなの?
にんにくは栄養満点のスーパーフードなのですが、栄養価が高いため食べすぎるとその栄養成分がデメリットにもなりえるのです。
適度に食べれば健康効果がありますが、食べ過ぎはよくありません。
にんにくの1日に食べる適量は、生のにんにくは1片、加熱したにんにくは3片とされています。にんにくのホイル焼きなど丸ごと食べる料理は注意しないと食べ過ぎになってしまいますね。
美味しいからと言って適量以上食べるとデメリットが生じるので注意しましょう。
にんにくの栄養と食べ過ぎまとめ
にんにくの主成分である「アリシン」は疲労回復、がん予防、冷え解消、整腸効果など様々な効果があります。
にんにくパワーはすごいですね。しかし、食べすぎると逆効果になってしまうことも覚えておいてくださいね。生なら1片、加熱なら3片を目安にしましょう。
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