大葉(シソ)の名産地といえばどこ?生産量が多いのはあの県だった!

刺身やお寿司の添え物として、パスタやチャーハンなどのアクセントとして活躍する大葉。

日本の食卓に欠かせない食材ですよね。比較的育てやすい野菜なので、家庭菜園にも人気の高い野菜です。

それでは大葉の名産地はどこなのでしょうか。調べてみるとある県がシェア50%以上ということがわかりました。さらに最近は輸入の大葉も存在するというのです。

詳しくご説明していきましょう。

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大葉の生産量ランキング

ランキング

日本での大葉の歴史は古く、奈良時代から栽培されていました。しかし当時は薬用であり、食用として栽培されるようになったのは室町時代以降とされています。

大葉は昔から日本各地で栽培されているのですが、現在はある県がダントツの生産量を誇っているのです。

現在日本一の大葉の生産量となっている県は、愛知県です。

愛知県の大葉の全国シェアはなんと50%以上!ぶっちぎりの第一位ですね。愛知県では昭和30年以降から大葉の栽培がさかんになりました。

愛知県の豊橋市では昭和40年代に大幅に栽培者数が増えてから、大葉の栽培に力を入れてきました。現在は豊橋市が日本一の産地となっています。

続いて2位は茨城県、3位は大分県、4位は高地県、5位は宮崎県となっています。大葉は比較的温暖の地域の方が育ちやすい野菜であることがわかりますね。

愛知県以外の県の生産量はそれほど大きな違いはありません。2位~5位は毎年入れ代わっている状況です。

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大葉が名産と言えばやっぱり愛知県!愛知県はつまものの県?

大葉の名産地は間違いなく愛知県です。

愛知県は大葉だけでなく「つまもの」生産がさかんなことでも有名です。

つまものとは、料理を引き立てる葉っぱや花などのことです。最近は食べられる花「エディブルフラワー」なども人気となっていますよね。

つまものは、料理の美味しさを引き立てるため、料理の見た目を華やかなに演出するために重要な役割を担っているのです。

愛知県は、つまものである「菊花」の栽培さかんです。菊花の全国シェアは大葉と同じように50%以上となっています。それ以外にも花穂やハーブなどの栽培に力を入れています。

愛知県には、愛知県つまもの振興協議会があり、生産技術の向上や需要拡大、担い手の育成などに取り組んでいるのです。

料理の主役となる野菜ではなく、敢えて脇役の野菜にスポットを当てているところが興味深いですね。

大葉は輸入しているの?どこの国から?

レシピ

最近ではベトナムからも輸入している?

大葉と言えば刺身やお寿司などの和食に欠かせない食材ですよね。海外にもシソ科のハーブであるバジルなどはありますが、大葉は日本ならではのハーブです。

でも最近、この日本の食材大葉を海外から輸入しているケースもあります。2017年にベトナム産の大葉がはじめて日本に輸出されました。

ベトナムでは全ての大葉を日本に輸出しているわけではなく、日本に輸出するための様々な条件をクリアした大葉だけを輸出しています。

栽培から収穫までの日数、工程、形やサイズなど、厳しい審査をパスした大葉だけが日本のスーパーに並んでいるのです。

外国産の野菜と聞くと味が落ちてしまうイメージがありますが、ベトナム産の大葉はなかなか好評とのことです。

今後、様々な国が産地の大葉はスーパーで売られるようになるかもしれませんね。

まとめ

日本食に欠かせない野菜である大葉は、愛知県が日本一の産地となっています。

日本の半分以上の大葉は愛知県で栽培されていることがわかりました。愛知県豊橋市は、昭和30年代から大葉の栽培に力を入れてきたのです。

さらに最近ではベトナムから大葉を輸入する動きもあります。ベトナムでは日本に輸出するための大葉の栽培に着手しているのです。

ベトナム産の大葉は美味しいということで、今後もベトナム産の大葉を見る機会が増えるかもしれませんね。

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