大葉(シソ)には殺菌作用がある?お弁当に入れても効果あり?

大葉と言えば、刺身の盛り合わせに添えてある野菜ですよね。

この大葉の役割をご存知でしょうか。実は、大葉の役割はお刺身を美味しくするだけではないのです。

大葉には、優れた殺菌作用や防腐作用があるため、お刺し身の鮮度を保つために添えてあるのです。

この大葉の殺菌効果は、お弁当の食中毒防止にも効果があるのでしょうか。調べてみたいと思います。

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大葉には殺菌作用があると言われている理由は?

刺身に添えられているのは魚の鮮度を保つためだった?

大葉は、刺身やお寿司に使われることが多いですよね。これには大きく2つの役割があります。

1つは「魚を美味しく食べるため」です。大葉の香りには魚の生臭さをおさえる効果があります。大葉と一緒に刺身を食べると美味しいですよね。

これは大葉そのものの美味しさだけでなく、大葉の香りのより刺身の生臭さが消えているからなのです。

そしてもう1つは「魚の鮮度を保つため」です。この大葉の役割はあまり知られていないかもしれませんね。

大葉は殺菌作用、防腐作用がとても強い野菜なのです。

大葉に含まれている香り成分であるペリラアルデハイド、リモネン、ピネンなどには殺菌作用があります。

この中でも大半を占めるペリラアルデハイドはポリフェノールの一種です。非常に優れた殺菌作用と防腐作用があります。

それ以外にも、食欲増進、がん予防、精神を安定させるなどの作用もある優れた成分です。

また、ペリラアルデハイドによる殺菌作用、防腐作用は、大葉を刻むことでさらにアップします。

ペリラアルデハイドは香り成分でもあるので、刻まれることで大葉の香りも高まるのです。

大葉の爽やかな香りを楽しみながら、さらに魚の生臭さもおさえられます。そして、しっかり食中毒を防止することもできるのです。

刺身に添えてある大葉にはこんなに色々な役割があったのです。これを考えた昔の人の知恵はすごいですね。

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大葉はお弁当に入れておくと殺菌作用で腐りにくくなる?

OKをする女性

大葉以外には何が殺菌効果がある?

大葉には刺身の鮮度を保ち食中毒を防ぐ効果があることがわかりました。この大葉の殺菌作用をお弁当の食中毒防止に活用することもできます。

梅雨の時期や真夏のお弁当は非常に食中毒が心配になりますよね。この時期のお弁当作りは、何を入れれば良いのかとても迷ってしまいますよね。

大葉はただ仕切りに入れることもできるので非常に便利です。もちろんおかずに大葉を使うのも良いでしょう。

竹輪とチーズと大葉をクルクル巻いてみたり、大葉入りつくね、ささみの大葉はさみ焼きなどもお弁当にピッタリですね。

また、大葉ふりかけごはんや、大葉入りのおにぎりも良いですね。大葉入りのごはんなら防腐作用がバッチリでしょう。

また、大葉以外にもお弁当の食中毒防止の食材がたくさんあります。

一番有名なのは「梅干し」ではないでしょうか。昔からお弁当やおにぎりに梅干しが入っているのは、高い殺菌作用があるからです。

大葉のように添えものとして使われることが多い「パセリ」にも殺菌作用があります。

オードブルなどにパセリが添えられていることが多いには、大葉と同じように食中毒防止のためなのですね。

調味料としておすすめなのが「酢」です。夏場のお弁当のおかずには酢の物やピクルスなど、お酢を使ったおかずを入れるようにしたいですね。

まとめ

爽やかな香りが美味しい大葉ですが、美味しいだけの野菜ではありませんでした。

刺し身に添えてある大葉には、刺身の生臭さをやわらげる効果と、刺身を傷みにくくする効果があったのです。

この大葉の優れた殺菌効果、防腐効果はお弁当に活用することもできます。夏場や梅雨の時期のお弁当には、大葉を使ったおかずがおすすめ。

レタスのようにおかずの下に敷いたり、仕切りにするだけでもOKなので気軽に取り入れてみてくださいね。

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