家庭菜園をこれから始めようとしている方で、らっきょうを試してみようと思っても意外とらっきょうの生態ってしらないですよね?
「らっきょうはいつ種を蒔けばいいの?」
と私も疑問に思いましたがそもそもこの疑問自体が大きな誤りだったりします。実はらっきょうは種を蒔いて育てる野菜じゃなかったんですね。知りませんでした。
らっきょうは球根を植え付けて育てていくのですが、「いつ植え付ければいいの?」「植え付ける前に注意することは?」など疑問が絶えません。
ユミ
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らっきょうの育て方をタイムラインで簡潔に説明!
らっきょうの育て方の手順をまずは確認してみましょう。
- STEP.1らっきょうの種球(球根)を準備するらっきょうは種で蒔きません。種球で増やしていく野菜です。
- STEP.2らっきょう栽培に適した土を作るらっきょうは痩せた土地でも育つ野菜です。
- STEP.3らっきょうを植え付ける株間10-15センチで深さは3cmぐらいが基本です。
- STEP.4追肥をする葉の状態がよくなければ追肥をする必要があります。
- STEP.5土寄せをする土寄せをすることで真っ白で綺麗ならっきょうが出来ます。
- STEP.6らっきょうを収穫する大体6月~7月ぐらいが目安です。(エシャレットの場合は3月~4月です)
ユミ
らっきょうの植え付け方法は?
らっきょうの植え付け時期は8月~9月頃
らっきょうを植える時期は8月下旬から9月中旬あたりにすることが一般的です。
寒冷地だともう少し早め、温暖地だったらもう少し遅めにします。
らっきょうは種を蒔くわけではなく種球(球根)を植える
らっきょうは種を蒔いて育てるわけではなく球根を使って育てるのが一般的です。らっきょうの食べる部分が球根ですからそれを植える感じですね。
球根を植え付けて育てるタイプの植物っていつも不思議に思うのですが、1つの球根からどうやって増やしていくのでしょうか?
答えは1つの球根を植えてたくさんの球根ができてそれで増やすんですよね。
小学校の理科の授業でチューリップを植えた記憶はあるのですが、最後にたくさんの球根ができてた記憶が無いのであまりピンとこないんですよね。
ユミ
らっきょうを植え付ける前にする事とは?
「らっきょうの種球を準備した!さあ植え付けよう!」
ちょっと待ってください!その前にやることがあります。らっきょうを育てるのに適した土壌を作るという必要があります。
まずはPHを5-6あたりに調整するとらっきょうを育てる最適の土壌になります。石灰などで適した土壌にしちゃいましょう。
次に肥料ですね。らっきょうは基本的に痩せた土地でも育つので、最初は肥料をまかないでらっきょうが育っていくのを様子見ても良いと思います。
追肥で調整するというやり方もありますので一応頭の片隅にとどめておいてください。
植え付けをする前に一応肥料を蒔く方はバランスの取れた感じの肥料を蒔くのをオススメします。
らっきょうの植え付けの方法は?
らっきょうの種球はくっついていることもありますので一つ一つバラしましょう。
植え付ける方法は先っぽが細いほうが上になるようにして、3cmぐらい土を覆土しましょう。
植え付ける間隔ですが10-15cmあたりにしましょう。らっきょうは枝分かれして育っていく植物ですので間隔が狭すぎると何かと不便です。
小さいらっきょうを作りたければ3球植えをすると良い?
らっきょうの植え付けといえば『1球植え』『3球植え』があります。1球植えだと普通のらっきょうが栽培できますが、3球植えだと小さならっきょうがたくさん採れる傾向があります。
ユミ
らっきょうの植え付けは手作業が基本。でも最近は自動の植え付け機も登場?
らっきょうは種まきではないのでなかなか自動化をするのが大変だと想像がつきます。
しかし少しでも大変な作業を自動化にしたいと人間は考えるわけで実は自動で植え付けられる機械が存在することを知りました。
ユミ
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らっきょうは追肥をするべきなの?
らっきょうはあまり肥料を必要としない野菜です。
基本的にらっきょうは8月~9月に植え付けをしてそのまま収穫まで放置していても育つ手のかからない植物なので追肥は不要といえるでしょう。
ただしある追肥をする必要があるケースがあるので紹介していきたいと思います。
2月~3月に葉の色があまり良くないなと感じたら追肥のサイン
いくら肥料があまり必要としない野菜と言っても肥料が足りないらっきょうは冬に葉の色がだんだん悪くなっていったりします。
そういう時は追肥のサインです。
大きならっきょうを育てたい!たくさんらっきょうを収穫したい!
普通のらっきょうを作りたいなら、特に追肥は必要ありませんが、大きならっきょうはたくさんのらっきょうを採りたいなら話は別です。
冬の間に一度追肥することをオススメします。
意外と大切な作業!土寄せとは
らっきょうは基本的にそのまま放っておいても育つ野菜ですが、少しでも美味しそうならっきょうを育てたい場合は土寄せが必要になります。
土寄せとは基本的にらっきょうの根本に土を寄せる行為です。
何故土寄せが必要かと言うとらっきょうは育つに連れてどんどん上の方に出てきてしまい日光をあびることによりらっきょうの食べる部分が緑色になってしまいます。
でも売っているらっきょうって真っ白でとても綺麗ですよね?緑色になるのを防ぐ為に土寄せをしているのです。
土寄せは3月~4月の春の時期に一番成長する時期にすることが良いです。
らっきょうの収穫方法は?
らっきょうの収穫時期はいつぐらいなの?
らっきょうの収穫時期は6月です。
らっきょうの旬もこの季節なのですが、3,4月に早採りするらっきょうもあります。早めに採られたらっきょうのことをエシャレットと日本では呼ばれています。
「え?エシャレットってよくmoco’sキッチンで使われるあの食材?」
と思った方は色々勘違いされていますので、下のリンクで確認するといいと思います。
らっきょうとエシャレットとエシャロットは同じ?違いは?らっきょうの収穫方法!どうやって収穫するのが正解?
大きく分けて2つの方法があるようです。
1つ目はスコップで掘り起こして収穫する方法で、もう一つは最初に茎を刈り取ってから掘り起こす方法があるようです。
ユミ
その収穫は待った!もう1年育てるとらっきょうは美味しくなるって本当?
らっきょうは1年で収穫できる野菜ですが、ぐっと我慢してもう1年育てるととても美味しいらっきょうができるという話を耳にしました。
調べてみたところ2年栽培したらっきょうのことを2年掘りと言うそうです。1年掘りに比べて小ぶりならっきょうがたくさんできるそうです。
ユミ
らっきょうの収穫後はどうする?
連作は可能なの?
らっきょうは連作障害が起こりにくい野菜なのでそのまま連作しても問題ないそうです。来年も美味しいらっきょうが食べたいならば土を整えて植えることをオススメします。
収穫したらっきょうの保存方法はどうすればいいの?
生らっきょうは収穫してもそこで成長は止まりません。生で食べる場合は出来るだけ早く食べたほうがいいです。
酢漬けなど加工する場合はかなり長持ちします。
ユミ
らっきょうの育て方まとめ
以上がらっきょうの簡単な育て方です。
- らっきょう作りに適した土壌を作る
- 植え付け時期は8月~9月
- 10-15cm間隔で覆土は3cm
- 追肥は基本的には不要(葉の色で判断)
- 土寄せをすることで綺麗ならっきょうができる
- 収穫時期は6月~7月
- エシャレットとして収穫したい場合は3月~4月
- らっきょうは連作可能
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