秋はさんまの美味しい季節。
美味しい上、安価に購入できるとして食卓に登場する機会も多いですよね。
そんなさんまを内臓ごと食べた時に「内臓からうろこが出てきた」と驚かれる方が多くいらっしゃいます。
今回はさんまの内臓を食べると、中からうろこが出てくる理由についてご紹介致します。
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さんまの内蔵からうろこが出てくるって本当?
さんまの内臓は苦味があり「この苦味がさんまの旨味」として食べられる方も多いですよね。
でも、内臓を食べた時違和感があり、口からだしてみると「うろこ」が出てきたなんて話を聞いた事がある方も多いハズ。
「そんなの嘘に決まっている」と思ってしまいますが、この話は本当にあるのです。では、何故内臓からうろこが出てきたのか疑問を抱いてしまいますよね。
内蔵から出てくるうろこは秋刀魚が食べた他の魚のうろこ?
内臓から出てくるうろこはさんまが餌として食べた他の魚のうろこと思ってしまいますよね。勿論、餌として捕食している魚のうろこが消化されず残っている場合もあります。
しかし、さんまの内臓から出てくるうろこのほとんどは「さんまのうろこ」なのです。どうしてさんまの内臓からさんまのうろこがでてくるのか不思議に感じてしまいますよね。
しかし、これには明確な理由があります。
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なんで内蔵からうろこが出てくるの?
さんまの内臓からさんまのうろこが出てくるのかと言えば「水揚げ時、大量のさんまがぶつかり合い剥がれたうろこを飲み込んだ」事が大きな理由とされています。
さんま業はさんまの群れを網で一気にすくい上げ漁獲しています。この時、大量のさんまが漁獲されますが、さんま同士がぶつかり合います。
すると、うろこが剥がれてしまい、このうろこを飲み込んでしまうのです。さんま自体、うろこがとても剥がし易い魚と言われています。
これは、漁獲時にぶつかり合いうろこが剥がれ落ちてしまっている事でそのように言われているのです。
さんまの内臓からでてくるうろこを食べても体に害はないの?栄養はあるの?
さんまを食べる時、内臓も食べている方も多くいらっしゃいますよね。そうなると気に掛かるのが「内臓から出たうろこを食べても大丈夫なの?」ですよね。
その答えは「食べても大丈夫」です。
元々、さんまに付いていたうろこなので食べても体に害はありません。寧ろ、栄養が含まれています。
さんまのうろこにはカルシウムや女性には嬉しいコラーゲンがたっぷりと含まれています。
うろこは硬さが感じられるので、食感が気に掛かる方もいらっしゃいますが、気にならない方は積極的に食べて欲しいですね
秋刀魚の内臓からとんでもないものが出てくることも?
さんまの内臓からは、さんまが口にした物が出てきます。消化されなかったゴミやタバコの吸い殻も出てきたケースがあります。
内臓を食べる際には、少し気に掛けて食べる事をおすすめします。
あとがき
さんまの内臓から出てきたうろこは、さんまのうろこだと初めて知った方も多いと思われます。食べても問題はありませんし、栄養もしっかりと含まれています。
さんまの内蔵を食べる時、どのような物が入っているのか気に掛けて食べてみるのもよいですね。
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