里芋と言えば、球根の部分を食べるのが普通ですよね。しかし実は茎や芽の部分を食べることが出来るという話を耳にしました。
本当なのでしょうか?調べてみたところ、半分本当で、半分は嘘だったことがわかりました。どういうことなのか記事にしました。
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里芋の茎は食べられるというのは半分本当で半分嘘な理由とは?
里芋の茎は食べられるのは本当のようです。
ただ、どれもこれもという訳ではなく、食べられる品種は限られています。私達がよく食べる里芋はあまり茎を食べるのには適していない品種のようです。
緑色の茎と赤色の茎が出るのもがありますが、赤色の茎の方が食べても大丈夫だそうです。特に茎部分は千葉県ではよく食べられているようです。
茎の成長過程で「根芋」「ズイキ」と呼ばれています。根芋は里芋の芽の部分で千葉県の特産品にもなっているそうです。
一方、この芽が成長していくとズイキになるようです。食べられる時期も限られているようで、成長過程から根芋は1月から4月頃、ズイキは6月から9月頃に収穫時期を迎えるそうです。
ちなみに、緑色の茎は食用としては向いていないようです。アクが相当強く、食べるととてもエグみがあって美味しくありません。
ただ、赤色の茎もアクが無いわけではなく、緑色の茎と比べて量が少ないだけなので、アク抜きなどの下処理をすれば食べられるというレベルです。なので、赤色の茎の食材も生で食べると美味しくないでしょう。
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茎が食べられる里芋はどういう食べ方をするの?
きんぴらにして食べる方法が紹介されていました。
ズイキを鍋で煮てあくを取り、水気を切ったらフライパンにして人参と一緒に炒め、熱が通ったら調味料で味付けして完成と意外と簡単に調理できてしまいます。
更に調味料にはめんつゆ、日本酒、いりごま、ごま油を使うと良いみたいです。どちらにせよ、サラダのように生で食べることはないようで、何らかの形で火を通して食べる方法が一般的といえるでよう。
もちろん、煮るなどの下処理もしておいた方が無難です。
里芋の芽はじゃがいもの芽のように毒があるの?
ジャガイモの芽にはソラニンやチャコニンといった毒があるようですが、里芋にはないそうです。
しかし、里芋の芽を食べる際はアク抜きが必須になります。このアク抜きをしないとシュウ酸カルシウムという物質が出て、口の周りがイガイガしたりチクチクしたりすることがあるみたいです。
ただ、ジャガイモのような毒がなかったり、成長過程で食材が変わったりと茎自体は食べられるようなので、上手く調理すればレシピのバリエーションが増えて楽しいかもしれません。
まとめ
里芋の茎を食べる習慣がある人がいることはわかりましたが、実際スーパーなどでは売られていませんよね。
きんぴらにして食べると美味しいとのことですので、どういう味になるか今度食べてみたいと思います。
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