野菜の処理はなかなか難しいものです。その野菜によって異なりますし、間違った下処理をしていると野菜本来の美味しさを出すことができません。
逆にちょっと下処理をすることでグンと美味しい食材にもなりますよ。
みなさん、セロリの下処理はどのようにしていますか?あまり皮(筋)を気にせずに、そのままザクザク切って使う方もいるかもしれませんが、そうすると筋が口に残ってしまいます。
今回はセロリの皮をむくべきかそのまま食べるべきか考えてみました。
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セロリの皮(筋)の部分をむかないと筋が口に残る!
セロリの茎の部分にはたくさんの筋があります。せっかく香りや味は良くても、この筋が口に残ると美味しくありません。
セロリの筋はお肉の筋のように煮れば柔らかくなるものではありません。炒めても筋は口に残ります。スープや煮込み料理に使う時にもしっかり筋取りする必要があるのです。
食物繊維を摂るために敢えて筋はむかないという方もいるかもしれませんが、美味しく食べるためには、やはり筋取りは必要です。
セロリが嫌いというお子さんは多いと思いますが、もしかしたらきちんと筋取りができていないのかもしれませんね。
正しい下処理をすれば、苦手なセロリも美味しく食べてくれるかもしれませんよ。
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セロリの皮(筋)のむき方はどうすればいいの?
簡単な方法はピーラー!
「セロリって筋を取らなきゃいけないから面倒」、「下処理に時間がかかりそう」と懸念する方もいるでしょう。
しかし、ピーラーを使えば簡単に、あっという間に筋取りすることができます。
まずセロリを茎と葉っぱの部分に切り、茎の方の筋を取ります。茎の上の方から根元の方に向かってピーラーで筋をむいていきます。
ピーラーを使えばあっという間に下処理ができてしまいます。筋取りというと難しそうな感じがしますが、にんじんや大根の皮をむくのと同じような感覚で簡単にできますよ。
包丁でも意外と簡単にむける!
初心者の方には、ピーラーがおすすめですが、ピーラーでむくと、筋以外の部分もむいてしまうという難点があります。
筋だけきれいに取りたい方は、包丁を使ってむいてみましょう。包丁でも簡単にむくことができます。
ピーラーでむく時と同じように茎と葉っぱの部分に切り分けたら、茎の根元の部分を少し切り落とします。
そして、その切り落とした部分に包丁を少し斜めにあてて、削ぐように筋を取っていきます。
初めは難しいかもしれませんが、ちょっとコツを掴めばスルスルと気持ち良く筋をむくことができますよ。面白いようにむけるので試してみてくださいね。
きれいに筋取りができたセロリはスティック野菜にして食べるのがおすすめです。サクサク、シャキシャキ感を楽しむことができると思います。
皮をむくのが面倒な時は筋を切ってしまいましょう!
セロリの皮はピーラーや包丁で簡単にむくことができますが、そのひと手間をする時間がない忙しい時もありますよね。
そんな時は、繊維を断ち切るような切り方をするのがおすすめです。
薄切り、斜め切り、みじん切りにしてしまえば、筋を切ることになります。筋を取らなくても筋が口に残ることはありません。そのまま料理に使うことができるので時短になります。
薄切りや斜め切りにしたセロリはサラダやスープなど幅広い料理に使うことができます。また、みじん切りにしたセロリはタルタルソースやサルサソースの具として使うのがおすすめです。
いつものソースにセロリの香りがプラスされることで、ワンランク上の美味しさになるでしょう。
野菜は切り方によって食感が大きく変わります。いつもの野菜でも切り方を変えると新鮮な食材になります。
セロリのレシピがマンネリしてしまった時は、色々な切り方をして楽しんでくださいね。
あとがき
セロリの茎の部分には太くて硬い皮(筋)があります。セロリを調理する時には、まずこの筋取から行ってください。
セロリ嫌いのお子さんも喜んで食べてくれるかもしれませんね。ピーラーや包丁で簡単に処理することができるので、料理初心者の方でも簡単にできると思います。
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