竹は丈夫な植物となっている事で昔からあらゆる道具の材料として重宝されてきました。身長の何倍にもわたり伸び続ける竹はどこまで伸び続けるのだろうと思ってしまいます。
そんな竹も花が咲く事をご存知でしょうか。しかも竹の花が咲く事で「縁起が悪い」なんて事も言われているのです。
そんな咲く事で縁起が悪いっと言われている竹の花についてご紹介します。
Sponsored Link
竹の花は何十年に1度しか咲かない
「竹にも花が咲く」なんて事自体知らない方も多いですよね。実は竹も花が咲く植物なのです。
でも「見た事がない」と言う方が多いと思われます。
実は竹に花が咲くのはある一定の周期に一度だけとなっているのです。しかもその一定の周期は60年~120年とも言われています。
どんなに早くても60年となってしまえば、生涯で見る事が出来る周期は1度位となってしまいます。
そんな事もあり、竹の花は「七不思議」とも称される程珍しい現象と言われています。
Sponsored Link
花が咲いた竹林は一斉に枯れてしまうというのは本当?
60年~120年に一度開花すると言われている竹。しかし開花後にはなんと竹林の全てが一斉に枯れてしまうのです。
根本的に竹は地下茎から直接増殖する無性植物となっています。
つまり竹林となっている竹は全て一つの地下茎から増殖している竹ともなっているのです。その為、竹自体が枯れてしまうと、地下茎も枯れ竹林全体の枯れに繋がるのです。
つまり開花は枯れの直前に起こる現象となっているのです。しかしこの開花によって竹は種子を作り出します。
この種子が新たな竹の素ともなるのです。
もとの竹林の戻るのにはどれぐらいかかるの?
開花によって竹林全体が枯れるとそれまで生い茂っていた竹林の光景が見られなくなってしまいます。
そんな竹林が再び生い茂るには15年~20年程の歳月が掛かるとされています。その為、竹の開花は「竹の死病」と呼ばれているのです。
竹の花が咲くと縁起が悪いというのは本当?
開花すると竹林全てが枯れてしまう事で竹の花が咲くと縁起が悪いとも古くから言い伝えられています。
また昔は生活を行う上で欠かせない植物ともなっていました。竹はあらゆる道具を作る為に欠かせない材料ともなっていました。
そんな竹が全滅してしまうと、生活に必要な道具自体を作成できなくなってしまう為大打撃にも至ってしまう事で縁起が悪いと言われているのです。
さらに昔飢餓が発生した時に竹の実で飢えを凌いだ事もあり、開花すると作物の不作の前兆を表すのではという事でも縁起が悪いとされています。
あとがき
60年~120年に一度しか開花する事がない竹の花。
一般的な価値観から見ると、とても神秘的にも感じてしまいますが、開花は不吉な事が起こる前兆とされ縁起が悪いと言い伝えられています。
でも生涯で1回見られるかどうかという現象にもなっている事で、開花を観たいなんて方も多くいらっしゃいますよね。
▶ たけのこは栄養価は高いですが食べ過ぎると体に悪い?
▶ たけのこが固い場合の処理の仕方はこうする!
Sponsored Link
コメントを残す