タラの芽と言えば天ぷらですよね。料亭や旅館で味わえる春の味覚です。日本人が誇る和食食材です。
そんなタラの芽は、外国では日本のように食べられているのでしょうか。タラの芽は英語や中国語では何というのでしょうか。
ここでは、タラの芽が外国でどのように扱われているのか調べてみたいと思います。
アブラムシがついているタラの芽って食べられるの?処理や駆除の仕方は?
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タラの芽を英語で何ていうの?調べたら候補がたくさんあった
google的にはBuds of cod
Googleでは、タラの芽を「Buds of cod」と訳されていました。
「Buds」は芽、「cod」は鱈を意味します。魚の鱈とは違う感じもしますが、タラノメという直訳にはなりますね。
Weblio辞書ではFatsia sprouts
Weblio辞書を調べてみたところ、「Fatsia sprouts」と訳されていました。
また、外国人向けに日本の飲食店が勉強する「接客英会話」の中でも、タラの芽は「Fatsia sprouts」と紹介されていました。
外国人にはこの英語が伝わりやすいのかもしれませんね。
Aralia Sproutと言っている人もいる
タラの芽は、タラノキという木の新芽です。
そのため、タラノキの英語である「Aralia」と、新芽を意味する「Sprout」とくっつけて、「Aralia Sprout」と言っている人も多いです。
タラノキの新芽であることがわかるので、理解しやすい英語と言えますね。
他
タラの芽を個別に表す英語はなくて、山菜をまとめて「wild vegetables」「mountain vegetables」と呼ぶという外国人も多いです。
アメリカ人には山菜を食べる習慣がないので、タラの芽自体が何かわからないケースがほとんどでしょう。
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タラの芽ってそもそも外国では食用されているの?
タラの芽が生えているタラノキは日本全国で自生しています。さらに東アジアでもタラノキは自生しています。
アメリカやヨーロッパなどの国にはタラノキは生えていないのですね。
タラの芽の英語がはっきり決まっていないことも納得です。山で木の実やきのこを獲る習慣はありますが、山菜を獲ることはないのです。
韓国ではナムルにしたり和え物にしたりして、タラの芽を食べることがありますが、それ以外の東アジアではタラの芽を食べている地域は見つかりませんでした。
ちなみに中国語では何ていうの?
ちなみに中国では、タラの芽は料理に使うというよりも、薬用として使われていました。
中国語では「椿芽」と言われています。
中国ではあまり積極的にタラの芽を食べる習慣はありませんが、自生しているため、日本に輸出することはあります。
水煮にされた中国産のタラの芽がスーパーなどで売られていることがあります。
ユミ
タラの芽は洋食と相性が良い!
日本以外ではあまり親しまれていないタラの芽ですが、日本にあるフレンチレストランやイタリアンレストランではタラの芽料理が出てくることがあります。
タラの芽のイメージとは違う料理ばかりで驚かされます。
タラの芽と言えば天ぷらなどの日本食の印象が強いですが、実は洋食とも相性抜群なのです。
タラの芽はバター、オリーブオイルと合わせると非常に美味しくなります。ただバターソテーにしてベーコンや生ハムと合わせたり、オイル系のパスタにすると美味しくいただけます。
たっぷりのオリーブオイルでアヒージョにするのもおすすめです。
タラの芽でササっとイタリアンやフレンチが作れたら素敵ですよね。料理のレパートリーが広がりますね。
また、タラの芽の天ぷらやフリットは白ワインやスパークリングワインともバッリチ合います。
ちょっと気分を変えて、ビールではなくワインと一緒に楽しんでみてください。タラの芽のほんのりとした苦味と、ワインの爽やかな酸味がたまりません。
まとめ
タラの芽は外国でも食べられているのか?英語や中国語ではどのようにいうのか?などの疑問について調べてみました。
タラの芽は、やはり日本人の独特の文化ということがわかりました。
ほとんどの外国人には山菜の概念がないのです。もっと日本のタラの芽の美味しさが世界に広がってほしいですね。
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