いきなりですが、あなたは牛肉と豚肉どちらが好きですか?
もちろん、個人の食の好みもありますが、どこで育ったかも大きく影響しますよね。
関西では、肉と言えば「牛肉」!関東では、使い勝手の良い「豚肉」が主流だったりします。
そこで、牛肉と豚肉の違いを探りながら、それぞれ牛肉派と豚肉派の意見をご紹介したいと思います。
ちなみに私は関東育ちですが…どちらも捨てがたくて、決められません。
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牛肉と豚肉の違いは?
価格と栄養、その他の3つの観点から比べてみましたよ。
価格の違いは?
もちろんご存知の通り、現在は豚肉より牛肉の方が価格は高いですよね。一般的な品種で、スーパーの小売価格を比較すると、約2倍もの開きがあります。
しかし、かつては牛肉の方が安かったのです!驚きです。その理由は、
昭和30年代、牛肉は豚肉より安く、鶏肉の価格と変わらなかったそうなんです。量的にも牛肉が一番豊富でした。
ではなぜ、価格が上昇したかと言うと、養豚がこの間に30倍の飼育能率を向上させたのに対して、肉牛は当時260万頭を飼育されていたものが、現在は200万頭の飼育にとどまったままなのです。
その飼育数の違いにより、かつては豚肉よりもはるかに安く、鶏肉の値段と並んでいた牛肉の価格だけが、ひたすら上昇を続け、豚肉の倍の価格になってしまったということなのです。
栄養価の違いは?
まずは牛肉ですが、大切なタンパク質をはじめ、ビタミンB1、脂質、ミネラルなど栄養価が高い食材です。
その中で注目すべきは、ミネラル分の鉄と亜鉛です!前者は、体内に効率的に吸収されるヘム鉄が豊富で、貧血を予防する効果があります。また後者の亜鉛は、免疫力を高めてくれますよ。
ただし、先にお話しした通り、脂質が多く含まれているため、消化しにくいのが難点です。
牛肉を食べる際は、野菜も一緒に摂りたいですね。野菜に含まれている豊富な食物繊維が、牛肉の消化を助けてくれますよ。
一方豚肉は、牛肉と同じくタンパク質や脂質、ミネラルも含まれていますが、特筆すべきは、ビタミンB群です!
代謝アップに欠かせない栄養素で、ダイエット中には、是非、摂り入れたい食材です。
また、口内炎や肌荒れ、疲労回復にも効果があり、体内に吸収されやすい栄養素なため、体調不良時の栄養補給にも最適です。
更にその中でも、体内に取り込まれた糖質をエネルギーに替えてくれる栄養素である「ビタミンB1」が多く含まれているのです。それゆえに、ダイエット向きな食材と言われているのですね。
その他の違いは?
<見た目の違い>
牛肉は、肉質が赤みが濃いのに対して、豚肉は、やや白っぽいのが特徴です。
ただし豚肉の中でも、有名な黒豚は、肉質が白っぽくなく、赤みが強いのが特徴です。
<食感の違い>
牛肉は、繊維質で噛みごたえがあるのに対して、豚肉は、それよりも柔らかい口当たりですね。
ただ、かなりランクの高い国産黒毛和牛等は脂質が多く、とろけるような柔らかい食感のものもあります。
あなたは牛肉派?それとも豚肉派?
それぞれの意見をご紹介します!どちら派も納得いく意見ばかりですよ。
牛肉派の人の主張は?
焼いたときの香ばしく、野性味あふれる肉本来の香りに食欲をそそられる。
赤身の肉々しい味わいが、食べごたえがあって良い。肉を食べていると実感できる。
高級な牛肉のとろけるような脂肪が美味しい。
関西で肉と言えば、「牛肉」を指し、食べ慣れているから。(肉じゃがもカレーライスも牛肉を使うので。)
豚肉派の人の主張は?
価格が安いので、気軽に使えて料理のバリエーションも豊か。クセがなく食べやすい。脂身が甘くて美味しい。
安い牛肉を食べるより、低価格で美味しいものに出会える。
関東では、肉じゃがもカレーライスも豚肉を使うことが多いので、食べ慣れている。
また、調理法により牛肉が良いときと、豚肉が良いときがあるという意見もありました。
ステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼きなら牛肉、カツなら豚肉といったように。確かに、調理により向き不向きがあるかもしれませんね。
まとめ
牛肉と豚肉の違いについてお話ししてきました。
毎日家庭で料理を作る身としては、豚肉は価格も手頃で、かつ、そこそこの値段で美味しいものが購入できるので、大助かりです。あの肉質の柔らかさと脂身の甘さもたまらなく好きです。
もちろん、たまのご馳走で高級な牛肉を口にすると、あのとろけるような食感に、「ああやっぱり牛肉って美味しい~」と感動してしまいます。
どちらも捨てがたいですね。あなたはどちら派ですか?
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