毎朝、牛乳を欠かさず飲んでいるなんて方は多いですよね。牛乳は料理やお菓子パンとさまざまな調理で幅広く活用されています。
さて、そんな牛乳は沢山の栄養成分が方な食品となっていますが、塩分も含まれています。
しかし塩分が含まれている牛乳が減塩効果が期待できる事をご存知でしょうか?
今回は【塩分が含まれている牛乳が減塩効果があるってどういう事?】という疑問に迫ってみたいと思います。
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牛乳には減塩効果があると言われているっていうのは本当?
牛乳は栄養豊富な食品となっており、成長期となる子供には積極的に摂取して欲しい食品ですよね。
そんな牛乳が減塩効果があると言われているのには明確な理由があるのです。
まず牛乳には独特なコクがありますよね。私たちの味覚はコクや旨味が無いと「美味しい」と感じる事ができないのです。
例えば、日本人が毎日のように口にするみそ汁。みそ汁に使う味噌には多くの塩分が含まれています。
みそ汁の摂取は塩分の摂取過多に繋がってしまいます。
しかし、味噌の分量を減らし、牛乳を少し加えるだけでコクがプラスされ減塩の味噌汁にする事ができるのです。
牛乳を使用するとミスマッチなのではと感じてしまいますが、牛乳の「コクと旨味」だけがプラスされるので、違和感が感じられません。
特に和食は醤油や味噌、塩を使用したスタイルとなっています。
しかしこの和食に使用する塩分の多い調味料を軽減し、牛乳を加えた「乳和食」が話題ともなっているのです。
牛乳独特の匂いも主張されず美味しい上、大きな減塩効果となるのです。
さらに牛乳にはカリウムという成分が含まれています。カリウムには体内中の塩分を汗や尿にて排出する作用があります。
つまり、成分的にも牛乳は減塩効果が期待できる食品となっているのです。
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実は牛乳には塩分が含まれているって本当?塩分量はどのぐらい?
牛乳にはタンパク質やカルシウムといった多くの栄養が含まれていますが「塩分が含まれている」という事をご存知でしょうか。
メーカーによって含まれている量は異なりますが、実は含まれているのです。各メーカーの商品を例としてご紹介致します。
【雪印 メグミルク】
100gあたり0.10g
【明治乳業 明治おいしい牛乳】
100gあたり0.11g
【小岩井乳業 牛乳】
100gあたり0.10g
※各乳業メーカーによって若干の差はありますが、ほとんどが100gあたりで0.1gの食塩が含まれていますね。
結局牛乳って減塩効果があるの?
牛乳に塩分が含まれている事で「牛乳は結局減塩効果があるの?」と感じてしまいますよね。
牛乳自体に含まれている塩分量は健康被害に大きく被害がある量ではないので、減塩効果が期待できると言えます。
牛乳による減塩は病院食等でも取り入れられています
料理に牛乳を入れると聞くとやはり「美味しくないのでは」と誰もが感じてしまいます。
しかし実際に取り入れてみると全くクセもなく美味しさを維持したまま減塩効果を得る事ができるのです。
なので最近では病院食でも牛乳を用いて減塩をするところもあるそうです。
あとがき
牛乳には塩分が含まれていますが、ほんの僅かな量となっており、塩分過多に繋がる心配はありません。
そんな牛乳はコクや旨味が凝縮されている事で、味噌や塩の代わりとして使用される事もあるのです。
高血圧が気になる方や塩分摂取が気に掛かる方は、牛乳を使用した減塩レシピを味わってみては如何でしょうか。
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