タンパク質やビタミン類、カルシウムと多くの栄養が含まれている牛乳。寝る前にホットミルクで飲まれている方も多いですよね。
そんな牛乳の沸騰する温度をご存知でしょうか。牛乳は沸騰する事により栄養価や味が変わるのか気になりますよね。
今回は【牛乳の沸騰する温度は何度?】【牛乳を沸騰させると栄養価や味は変わるのか?】という事についてご紹介致します。
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牛乳の沸点は何度?
牛乳の沸点は100.55℃となっています。
沸騰させた後の牛乳の栄養価って変わるの?
牛乳を温める時、沸騰させてしまう事は多々ありますよね。そうなると気になるのが【牛乳の栄養価】ですよね。
牛乳はタンパク質やマグネシウム、カルシウムと多くの栄養が沢山含まれている食品です。
その為、沸騰させてしまうと「栄養価が変わってしまうのか?」という事が心配になりますよね。
牛乳を沸騰させた時、牛乳の表面に膜が張りますよね。この膜は加熱された事で固まったタンパク質となっています。
牛乳を加熱して飲まれる方の中には、この膜を取り除いている方がおりますが、この膜を取り除いてしまうと豊富なタンパク質を除去する事となってしまいます。
膜を牛乳に溶かして飲む事で、沸騰前と変わらない栄養価を摂取する事ができます。つまり、沸騰させても栄養価は変わらず栄養満点の牛乳を飲む事ができます。
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沸騰させた牛乳が味が薄く感じる理由は?
沸騰させた牛乳の味が薄く感じる事はありませんか?牛乳を沸騰させると表面に膜が張ります。
これは加熱によりタンパク質が固まった現象となりますが、この膜が張ってしまうと【牛乳のコクと旨味が逃げてしまいます】。
牛乳が美味しいと感じる事ができるのは牛乳に含まれているコクや旨味による物で、この牛乳の美味しさが沸騰によって失われてしまうと味が薄くなってしまうのです。
牛乳を沸騰させる時に膜が出来ないようにするコツとは?
牛乳を沸騰させると表面にできてしまう膜。
牛乳に含まれているタンパク質が固まる現象となっており、食べても全く問題はありませんが、この膜が「苦手」という方もいらっしゃいますよね。
そこで牛乳を沸騰させても膜ができないコツをご紹介致します。
【温度を保つ】
まず、牛乳に膜が張る温度帯は40℃前後となっています。
40℃は人肌より少し暖かい温度となっており、この温度帯を保つと膜ができません。
【重曹を入れる】
牛乳の膜ができるのはタンパク質が分離してしまう事で起ります。その為、タンパク質が分離させない事が大切です。
牛乳を温める前に重曹を一つまみ入れかき混ぜながら温めると膜ができません。
食用の重曹を使う事が必須です。
※温度帯を調整できない場合や重曹が無い場合には、牛乳を温めている時、常にしっかりとかき混ぜる事で膜を張らないように作る事もできます。
ただ、この場合はホイッパーでかき混ぜる事がお勧めとなります。
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あとがき
牛乳が沸騰する温度は約100℃となっており、水の沸点とそれ程変わりませんね。
牛乳を沸騰させると、栄養価が変わってしまうと心配してしまう方もいらっしゃいますが、栄養価が変わる事はありません。
また牛乳の表面にできる膜が苦手という方には、膜ができない方法もあるので、是非参考にされてみては如何でしょうか。
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