カレーの付け合わせと言えばらっきょうですよね。
メインの食べ物を引き立ててくれる存在です。らっきょうの甘酢漬けはさっぱりした酸っぱさが食欲をそそりますよね。
そんならっきょうですが、実は非常に健康効果の高い栄養成分があるんです。その栄養成分とは、にんにくに含まれることでも有名なアリシンです。
この効果を知れば、もっとらっきょうを食べたくなるはずです!どんな凄い効果があるのかご紹介していきましょう。
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らっきょうにはアリシンという成分が含まれている
どういう効果があるの?
らっきょうは非常に健康効果が高いことで知られています。らっきょうの健康効果の秘密は「アリシン」という成分にあります。
アリシンには非常に多くの健康効果があります。
まず、アリシンの健康効果は「疲労回復」「免疫力アップ」です。だかららっきょうを食べと風邪をひかないと言われるのですね。夏バテにも効果的ですね。
さらに注目が「血液サラサラ効果」です。血液を固まりにくくするため、脳梗塞や心筋梗塞、がんを予防する効果も期待できます。
また「抗酸化作用」があるため、高血圧、糖尿病、心臓病などの生活習慣病の予防に役立ちます。
さらに、胃液や唾液の分泌を活発にすることで「食欲増進効果」もあります。あの小さならっきょうにこれだけの健康効果が含まれているのですね。
非常に優れた栄養成分アリシンですが、もともとらっきょうに含まれているわけではありません。らっきょうを調理することで生成されるのです。
らっきょうに含まれている「アリイン」という成分が傷つけられると、「酵素アリナーゼ」の働きによって「アリシン」が作られる仕組みになっています。
だから、らっきょうを食べてアリシンの効果をよりたくさん得たい場合には、らっきょうの細胞をより破壊すれば良いのです。
つまり小さく刻むということですね。潰すのも効果的です。これによりアリシンがたくさん作り出されて健康効果が高まります。
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らっきょうの他ににんにくにも多く含まれている
健康効果抜群のアリシンですが、らっきょう以外にも多く含む食べ物があります。
疲労回復でおなじみのにんにくにも含まれているのです。にんにくの他にも玉ねぎ、長ねぎ、にらなどにも含まれています。
どれも疲労回復、免疫力アップ、風邪予防などで有名な野菜ばかりですね。全てこのアリシンの効果によるものなのですね。
らっきょうとにんにくって同じ食べ物?違いは?実はニオイ成分?アリシンが含まれている食べ物は臭い?
アリシンを含む野菜はらっきょうの他、にんにくや玉ねぎなどがあります。これらの野菜に共通するのは「ニオイ」です。
独特のニオイが料理のアクセントになったり、食欲を増進させるのです。でもこの臭いが苦手な方も多いでしょう。
この臭いの原因も「アリシン」なのです。健康効果の高いアリシンは、実はニオイ成分でもあるのです。
アリシンはもともとらっきょうに含まれているわけではなく、切ったり刻まれて細胞が破壊されることで生成されます。
だから自生している状態のらっきょうやにんにくは臭いがしません。小さく刻むほど臭いが出てくるのです。
にんにくの風味を出したい時には、細かく刻んだり潰したりしますよね。これはアリシンの臭い効果を高めるためなのです。
もしらっきょうの臭いが苦手な方は、あまり刻まずに大きな形のまま食べてみてください。臭いが気にならないかもしれません。
まとめ
夏バテ気味の時にらっきょうを食べると元気がでる感じがしませんか?それはらっきょうに含まれているアリシンのおかげなのです。
にんにくや玉ねぎを食べても得られる健康効果抜群の成分です。
アリシンには疲労回復、風邪予防、食欲増加に加え、脳梗塞心筋梗塞、がん、高血圧、糖尿病、心臓病などの予防が期待できます。
毎日の健康のためにぜひ取り入れていきたい野菜ですね。
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