シャキシャキとした食感とみずみずしさがサラダや鍋物にピッタリな水菜。クセも無く、多くの方から親しまれる食材の一つとなっていますね。
さて、水菜にとても似ている食材である京菜。水菜と京菜がとても似ている事で「同じ品種なの?」と思う方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は【水菜と京菜は同じ品種なのか?】【壬生菜との違いとは?】についてご紹介致します。
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一般的には水菜と京菜は同じ種類の野菜と考えられている
水菜と京菜がとても似ていると感じている方が多いと思われます。実は一般的には水菜も京菜も同じ種類の野菜として考えられているのです。
野菜のプロである八百屋も水菜と京菜を一緒にして「京菜」と呼ぶ事があるのです。
細かく言うと実は類似している種類の野菜という認識のようです
水菜と京菜は細かく言うと類似している野菜として認識されています。京菜の種類の中には、葉っぱが細裂する物があります。
この細裂した種類は「水菜」「京水菜」「千筋京菜」となっているのです。つまり一般的に水菜と呼んでいる野菜は京菜の種類の一つとなるのです。
水菜(千筋京水菜、いわゆる一般的に水菜と呼ばれているもの)とは?
一般的に水菜と呼ばれている物は、京都が原産のアブラナ科の野菜です。水菜はシャキシャキとした食感とみずみずしさから、夏が旬の野菜と思われています。
しかし水菜は寒さに強く、冬場に収獲できる野菜となっており、野菜の収穫が困難となる冬場の食材として重宝されています。
京菜とは?
京菜は京都が原産のアブラナ科の野菜です。
京都では「京菜」と呼ばれ、伝統野菜の一つとして親しまれていますが、関東では茎広京菜として流通されていました。
元々は、京都の伝統料理「はりはり鍋」や漬物として食されていましたが、近年ではサラダ等でも食される事が多くなった野菜です。
わかりにくい!わかりやすく説明するとどうなるの?
これらの説明では水菜と京菜の関係性が解らないという方も多いですよね。
簡単に説明すると、水菜は京菜と呼ばれる野菜の種類の一つです。
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広島県では京菜と聞くと別の野菜を思い浮かべる?
京菜といえば、多くの方が水菜を思い浮かべると思われます。しかし、広島県では京菜と聞くと別の野菜を思い浮かべる方がほとんどなのです。
広島県では京菜よりも大きい広島菜という野菜があり、広島県の形はこの野菜を京菜と言います。広島菜は京菜の種を広島県で栽培した事で誕生し、平茎とも呼ばれる事もある野菜です。
広島菜は葉や茎が大きく、シャキシャキとした食感が魅力的で、漬物として親しまれている食材です。
さらに壬生菜っていうのも存在する?
これ以外にも「壬生菜」なんていう野菜も存在するのです。ちょっとややこしくなってきましたね。
壬生菜は京菜と同じアブラナ科の野菜で、京都の伝統野菜の一つとされています。
壬生菜は京菜のようなギザギザの葉っぱではなく、丸みのある形をし、ピリッとした辛さが特徴的な野菜です。
あとがき
水菜と京菜は簡単に説明すると、ほとんど同じ野菜と言えます。
京都の伝統野菜として全国各地で親しまれる食材となっていますが、京都の伝統野菜には壬生菜という少し辛味を持った野菜もあります。
京都の伝統野菜って奥がとても深いですね。
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