8月に使える時候の挨拶はいっぱいあります。しかし8月といっても暦上は秋でも気候的には夏だったりするので、ドンピシャの時候の挨拶を探すのは面倒くさいですよね?
今回は上旬・中旬・下旬と分けてその時期や気候に適した時候の挨拶をまとめてみました。是非参考にしていただくと幸いです。
▶ 7月に使える時候の挨拶について
▶ 9月に使える時候の挨拶について
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8月の二十四節気について
季節の分かれ目と二十四節気は密接な関係性があります。
8月の二十四節気は『立秋(8/7)』と『処暑(8/23)』ですね。特に立秋から暦上では秋が始まるので覚えておくといいと思います。
8月上旬はこのような時候の挨拶を使うといい!
8月上旬と言えば、暦上では夏と秋の境目の季節です。
暦上での秋の始まりといえば二十四節気の立秋からです。2016年の立秋は8月7日となっていますので、その前後で使う時候の挨拶が変わってきます。
なのでこの立秋を境に時候の挨拶は使い分けをする必要があります。
立秋より前に使う時候の挨拶は?
夏の終わりという意味が多い時候の挨拶が並んでいます。
この時期の手紙といえば、暑中お見舞いなどで使うことが多いのです。
暑中見舞いのルールは・・・。
- 暑中お見舞い申し上げます
- 時候の挨拶+安否を気遣う言葉
- 本文
- 結びの言葉
- 年号・月
- 自分の名前
立秋以後に使う時候の挨拶は?
立秋後は暑中見舞いではなく、残暑見舞いを送ることになります。残暑見舞いのルールとしては先ほどの「暑中お見舞い申し上げます」のところを「残暑お見舞い申し上げます」に変えるだけで大丈夫です。
8月中旬に使うべき時候の挨拶は?
お盆シーズンに使える時候の挨拶ですね。気候的には暑い時期ですが、暦の上だと秋の匂いを感じるような時候の挨拶が増えてきます。
今の時期の気候に上手く時候の挨拶を合わせるのが季節感あふれる時候の挨拶の使い方ですので、是非心がけてみてください。
8月中旬はまだ暑い時に使う時候の挨拶
主に夏を意識している単語が入っていて8月中旬に使える言葉を選んでみました。
納涼は時候の挨拶だけでも涼しげな言葉を使いたいという意図を込めて選びました。
8月中旬で結構涼しい時に使う時候の挨拶
「秋」や「涼」という言葉が入っている時候の挨拶を選ぶと冷夏などの年なら季節感がピッタリ合うと思います。
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8月下旬に使うべき時候の挨拶は?
2016年の処暑は8月23日ですので、それより前と以後で使う時候の挨拶が変わることを意識しましょう。
まずは正しい時期の時候の挨拶を選び、その中から今の気候に合っていると思う言葉を選ぶのが最適な選び方だと思います。
8月に使える時候の挨拶の簡単な文例
- ○○の候、○○様におかれましては一段とご活躍のことと拝察いたしております
- ○○の候、○○様にはますますご清祥のことと存じます
- ○○の候、○○様におかれましてはその後健やかにお暮らしのことと存じます
- ○○の候、貴社におかれましてはなお一層のご発展のことと大慶至極に存じます
- ○○の候、皆様にはいよいよご繁盛のこととお慶び申し上げます
- ○○の候、貴社にはいよいよご清栄のことと存じます
- 暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか
- 厳しい暑さが続きますが、○○さんはその後お変わりございませんか
「○○の候」の部分に使いたい時候の挨拶を入れて使ってみてください。
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