3月に使える時候の挨拶はたくさんあります。
中には上旬しか使えないもの、3月全ての期間に使えるものなど種類によって様々だったりします。
今回はたくさんある3月に使える時候の挨拶をまとめてみたいと思います。
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3月の二十四節気について
時候の挨拶と二十四節気は深い関係があります。節気の変わり目で時候の挨拶が変わるといっても過言ではありません。
3月の節気は「啓蟄」と「春分」ですが、啓蟄の前後で「初春」なのか「仲春」なのか変わります。
「初春」「仲春」って何?って思う人もいるかもしれませんので説明しますと春は3つに分けることができます。
- 初春:立春から啓蟄の前日までの期間のこと。春のはじめを表す
- 仲春:啓蟄から清明の前日までの期間のこと。春のなかごろを表す
- 晩春:清明から立夏の前日までの期間のこと。春の終わりを表す
初春に使える時候の挨拶の多くは、春ですがまだ寒いですねみたいな意味合いの言葉が多いです。
仲春に使える時候の挨拶の多くは、春らしい気候にやっとなってきましたね。という意味合いの言葉が多いです。
使い分けを気をつけましょう。
3月上旬に使える時候の挨拶は?
啓蟄の前日(3/4)まで使える時候の挨拶一覧
初春の時期に使える時候の挨拶は結構ありますが、3/4までが適切です。
初春の時期に使う時候の挨拶を選ぶポイントは寒さを伝えたいのか、春の訪れを伝えたいのかを考えると使う言葉が見つかるような気がしますね。
年によっては3月初旬はまだ寒くてとても春を感じることができないシーズンもありますし、もう暖かくなってすっかり春だなと感じる年もあります。
その都度選ぶ時候の挨拶を分けるのが選ぶポイントですね。雨水の候に関しては啓蟄の前の節気でその期間だけ使える時候の挨拶です。
啓蟄から使える時候の挨拶一覧
啓蟄から仲春になります。
しかし3月上旬って正直まだ寒いんですよね。なので季節的に使うのは正しいけれど気候的には少しそぐわない言葉は避けてしまいますね。
私は上記の中から選ぶ事が多いです。「春暖の候」「陽春の候」なども仲春から使って問題ないのですが、暖かいという表現的にまだ早いかなという感じがして使うのをためらいます。
この辺は使う人のさじ加減だと思うのでご自身で判断していただく方がいいと思います。
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3月中旬から使える時候の挨拶は?
3月も中旬になりやっと暖かくなってきたと感じる季節。この時期あたりから私は春らしい意味をもった時候の挨拶を使うようにしています。
これらの言葉は季節的には啓蟄以後使ってもよい言葉がほとんどです。しかしまだ3月上旬は寒くて暖かさを感じないと思う人が多くいると思うので私は3月上旬には使うことを避けています。
また、その年の3月中旬が寒い時は3月下旬から使うようにして「軽暖の候」などの言葉を3月上旬から引き続き使っていくようにしています。この辺は書き手のさじ加減だと思います。
春分から使える時候の挨拶は?
2017年は3月18日が春分です。
二十四節気ですのでこの日から使える言葉として「春分の候」という言葉があります。春分って誰でも知っている言葉ですので使いやすいと思うのでこの期間に使いましょう。
3月下旬から使える時候の挨拶は?
「桜花の候」が最も相応しい時候の挨拶だと思います。丁度3月下旬頃から桜は咲き始めるので季節感的にズバリと言った感じですね。
またその年の春の訪れが遅くて3月中旬でもまだ寒いと感じる年は3月下旬あたりから先程3月中旬から使える時候の挨拶で紹介した言葉を使うのもよいと思います。
まとめ
時候の挨拶は使う時期難しいですよね。春といっても3月はまだ寒いのか、既に暖かいのかなどで使える言葉が変える必要があります。
でもそういう気遣いって手紙にあらわれると思います。しっかり選んだ時候の挨拶は手紙のアクセントになると思います。
おざなりに考えずにどれが今の時期に相応しい時候の挨拶か選別してみてください。
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